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2021.04.12

故郷での独立を後押ししてくれたのはミニモの集客力だった


地方サロンで単価22,000円を実現するためのミニモの使い方とは

都内大手チェーン店で16年勤務後、実家のある長野県松本市でヘアサロン「SMuK(スムーク)」をオープンした鈴木昌浩さん。はじめは自分の店を持つつもりはなく、地元で別の大手チェーンに入ったものの、ミニモを使っていくうちに「ミニモがあれば独立してもやっていける」と思ったそう。ミニモがどのように独立を後押ししたのか、鈴木さんに聞きました。

―ミニモを使い始めたきっかけは?

スタイリストになったころ、mixi のサロンコミュニティを使い、「好きなメニューし放題10,000円」を打ち出して集客に成功した経験があったので、ミニモも同じ感覚で集客できるだろうと思い、スタート時から使い始めました。当時は大手チェーン店に所属していたので、店の基準内で価格設定をし、集客ツールとして使っていました。大手チェーンの看板も手伝って、月平均指名100万円は売り上げていました。

そのころ、チェーン店全体に対するベテラン美容師の売り上げが徐々に上がらなくなっていました。反対に、若手やアシスタントの売り上げは伸びていて。理由は、ベテランと若手で、新規集客ルートが違っていたからでした。ベテラン組の新規集客といえば大手集客サイトがメインでしたが、若手やアシスタントはSNSを使い、画像、映像、宣伝文などをセルフプロデュースして集客するのが当たり前になっていました。同店に16年勤務していた僕はベテラン組。このままではいけないと思いました。同時に、大手チェーン店でこれ以上の昇進は、僕には難しいと判断し、故郷の長野へ帰ることを決めました。

―将来を見据えて故郷で自分のサロンを開こうと思われたのですね?

結果として自分のサロンを開きましたが、帰省した当時は、そこまで店を持つことにこだわりはありませんでした。ミニモと技術があれば、どこでスタイリストをしても集客には困らないと思っていたので、ちょうど空いていた実家の空きスペースで始めようかな、くらいの気持ちでした。ただ、差別化するための武器は必要だと思ったので、好きな縮毛矯正が活かせる「髪質改善」の技術講習を受けました。講習を受けただけではメニューとして提供できないので、練習が必要になります。そこで、いったん松本市内のサロンで働きながら腕を磨くことにしました。

そしてここでまた、ミニモが活躍しました。髪質改善モデルの募集に活用したんです。髪質改善はサロンのメニューにないものなので、営業時間外に練習をさせてもらうことで店に許可をもらいました。価格は、材料費として5,000円いただいてました。

 

―材料費とはいえ、モデル価格で5,000円は高い印象ですが、集客はできましたか?

髪質改善をしたいお客様は日頃からサロンに万単位のお金を払っていますから、通常20,000円以上の髪質改善メニューが5,000円でできるのはむしろ安いと感じるようで、けっこう来てくださいました。さらに約50%の人がリピートしてくださいました。

「これならいける。店の新メニューにもなるんじゃないか」

そう思っていた矢先、新型コロナで営業自粛となり、練習することができなくなりました。さらに、サロンのメニューに髪質改善を加える計画もたたなかったので、「これは独立のタイミングなのかもしれない」と思い、髪質改善に特化したサロンを、2020年12月にオープンしました。

 

アピールポイントは自分が思うことではなく「お客様が感じたこと」が正解

 

―東京と長野では、お客様の数やニーズが違うと思います。不安はありませんでしたか?

もちろんありました。ミニモに関していうと、東京では集客ツールとして使われていますが、長野ではモデル募集アプリという印象なので、僕のような高単価メニューで果たして集客できるだろうか、心配でした。幸い、先に髪質改善モデルの募集をし、そのときに口コミやお客様の声などから訴求ポイントを探し出し、ページを改良していたので、正規の料金設定で募集しても、予約は入りました。

 

―具体的には、どのような点を改良しましたか?

僕は、髪質改善のいちばんの成果は仕上がりの美しさだと思っていたので、「仕上がりの良さ」をアピールポイントにしていました。ところがお客様の声や口コミ投稿で圧倒的に多かったのは、「持ちの良さ」でした。仕上がりの良さなんて、お客様からすれば当たり前なんですね。そこに気づき、すぐにアピールポイントを「持ちの良さ」に変更しました。

僕の場合は、髪質改善をフルコースで提供するメニューで高単価の集客ができていますが、カットでもカラーでもパーマでも、お客様の悩みを徹底改善できるメニューを作ることで、ミニモがあれば、多少の高単価でも、日本のどこでもスタイリストとして仕事ができるんじゃないかと思っています。そのくらい僕は、ミニモのおかげで集客に悩まずに仕事を続けてこられたんです。もちろん、ただページを開設するだけではだめで、魅力的な写真、メニュー、アピールポイントの研究は必要だと思います。

―今後、新たなミニモの活用方法は何かお考えですか?

将来、フレックスで働くスタッフを入れたいと思っているので、突然の予約と事前予約を管理する方法を模索するため、予約時間帯を制限するテストをちょうどいま実践しています。

長野ではミニモはまだ認知度が低く、ミニモだけで100%の集客は補えないため、自社サイトのリスティング広告も併用していますが、1件呼ぶのに広告費が約10,000円かかります。来店時の単価が約20,000円、リピートで年間100,000円~200,000円と考えれば無駄ではない費用ですが、本音を言えば、ミニモ100%にしたいです。だって、手数料が1件660円ですよ!

 

編集後記

美容師なら誰でも夢にみる『独立』。
その夢を叶えた鈴木さん。
周りの状況や時流を読む、鋭い洞察力とベテランになっても技術習得や掲載ページ作りの研究を怠らない姿勢は、いつまでも活躍できる美容師さんになくてはならない大切な才能だと思いました。
今後、独立を考えている若手の美容師さんも、ベテランの美容師さんにもとても参考になるお話しでした!

サロン名
SMuK
オーナー
鈴木 昌浩/掲載ページはコチラ
住所
長野県松本市井川城3-10-8 コートプレミール101

 

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