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2022.08.26

『元銀座No1ホステスがエステティシャンに大転身!月200件超えの予約を受ける人気サロンになったサクセスストーリーとは…』


「サロンコンセプトは「特になし」。時代の流れを読んで軌道修正する柔軟性が大切

SNSも公式サイトも持たず、ミニモの集客だけで月最大200件超えの予約が入る東京・広尾のリトリートサロンRUKKA。どのようなテクニックを駆使しているか、サロンオーナーRinkoさんに聞きました。

―ミニモはいつから使い始めましたか?

サロンをオープンした2020年から利用しています。いくつかの集客ツールの中から、操作がシンプルで運用しやすく低コストなミニモを選びました。

 
―サロンがある広尾エリアはミニモの利用者より年齢層が高い印象があります。ミニモでの集客は難しくないですか?

たしかに広尾は年齢層が高く、当サロンのメインメニュー「ハーブピーリング」で例えると、単価20000円前後 の店が多いです。1回20000円だと、若い人にはハードルが高いですよね。そこで、若い人も利用しやすいよう6800円からメニューをつくり、代わりに接客時間を30分にして内容をコンパクトにまとめ、そのぶん件数を多く受けることにしました。

もちろん、年齢やお住まいに関係無く、幅広いお客様に来ていただいています。広尾は、行き帰りで街の雰囲気も楽しめる点も魅力です。近隣のおしゃれなパン屋さんや飲食店、公園、カフェなどに寄り道できるのが楽しみだとお客様からも評判で、このエリアにして良かったと思います。

 
―30分で提供するためにどのような工夫をしていますか?

まず、必要な技術のみをコンパクトに凝縮しました。ミニモで集客し始めて気付いたのですが、若い人は、上の世代の方に比べてマッサージの必要性が高くないんです。40代以上のお客様は、じっくり丁寧なマッサージを好まれ、そのためのコスト(料金)にも納得されますが、若いお客様は、少しのマッサージでも満足される方が多いので、そのぶん料金も下げたメニューを用意しました。一方で、マッサージだけで来てくださるお客様もいらっしゃるので、ご希望に合わせて対応しています。

また、遅刻やキャンセルについての規定をしっかりお客様へお伝えしています。来店時間を守っていただくことで、この時間と金額が成り立ちますので、注意事項の記載は念入りにしています。

 
―必要な技術を選択するのが難しそうです。

実は私、サロンをオープンする前の二年間、幅広いタイプのエステサロンで掛け持ち勤務していたんです。いろんな技術の流派を見ることで、必要な技術の共通点が見えてきたので、上手く凝縮することができました。

こう話すと何もかもが順風満帆のように聞こえそうですが、オープン当初は集客に苦労しました。集客ツールはミニモしかないのに、最初は月3人の来店がやっとで、この先大丈夫か不安になりました。

 

月3人しか来店のない不安な日々…ある日を境に急展開!

 

―どのように集客を増やしたのですか?

丁寧に施術を提供すること、売上を上げたいからといって勧誘や営業はしないこと、ピーリングやマッサージ以外の時間の接客も大事にすること、常にメニューを見直し、ミニモ内での掲載順位を上げる意識してマメに更新することなどを続けたところ、いい口コミが自然に増えて、それを見たお客様がまたいらして……と好循環のループが徐々にできてきました。
オープンから半年後の4月には、100件以上の予約が入るようになり、毎月120〜140件が長らく続き、先日来店されたインフルエンサーさんの口コミで更にヒットしました。 こちらから宣伝をお願いしたわけではなく、それどころか、失礼ながらその人がインフルエンサーさんだと知りませんでした。ご来店の翌日から日々の予約数が増え、月200件以上の集客ができるようになりました。

ですが、実際に月200件以上の接客をしてみて、「これが1人の限界だ」と痛感しました。今となっては、集客ツールをミニモに限定しておいてよかったと思います。もしも複数の集客ツールを使っていたら、今ごろパンクしていました。

 
―よい口コミが自然発生して月200件超え!ご自身では、何が要因だと思いますか?

要因があるとしたら、「(稼ぎの半分は)世や人に返そう」という私のポリシーによるものかもしれません。サロンに置き換えると、高級なコスメやパック製品をプレゼントするなどです。もちろん、押し付けがましいオマケにならないよう、お客様の必要性に合わせて内容は変えています。

 

コンセプトに縛られない柔軟性がサロン経営を健全に導く

 

―話は変わりますが、オーナーはエステティシャンになる前、銀座のクラブでナンバーワンホステスだったとアピールポイントに書いています。なぜエステティシャンに転身したのですか?

ホステスも楽しかったんですよ。ただ、一生続けたいか、自分の店を持ちたいかと自問自答したときに、私は違うと感じたんです。これからの人生では、自分が好きなもので、かつ人を幸せにできることをしたい。そう思って、エステティシャンになることを決めました。

私はもともと大のエステ好きで、海外までエステ旅行へ出かけるほどです。中でもアイスランドの一流スパの設備は、日本では見たことがないレベルの豪華さで、感動しました。さまざまな国のエステを体験する中で、改めて思ったことがあります。それは、日本のエステサロンのホスピタリティの高さ。チップ込の低価格でも、ハイレベルの技術とおもてなし。これは、日本が世界に誇れる仕事だと思いました。だから私は、海外ではなく、日本での開業を選びました。

 
―最後にサロンのコンセプトを教えてください。

サロンのコンセプトは特にありません。私がやりたいことと、お客様が求めることは違うからです。それは、現サロンをオープンするときに知りました。本当は、じっくり時間をかけた極上のハーブピーリングを、高単価で提供したいです。だけどそれは私の望みであって、(ミニモの)お客様が求めることじゃない。そしてこれからもきっと、お客様の求めるものは変化していきます。自分のコンセプトに縛られることなく、お客様や世の中の流れに合わせて、柔軟に軌道修正していきたいと思っています。

 

編集後記

とても知的なRUKKAさん。
今まで経験した全てのことはムダにならないとお話しされる姿は、もはや人生学を聞いている気分でした!
様々な方とお話しをされてきたこと、いろいろなサロンを見てきたこと、つらかったことや大変だったこと、その全てをご自分が好きな美容を通してお客様に少しでも喜んでもらおうとされてる姿は、凛としていて強くて美しいなと感じました。

サロン名
リトリートサロン RUKKA(ルッカ)/掲載ページはコチラ
住所
東京都港区南麻布4-5-48フォーサイト南麻布4F(グラマラスH麻布広尾内)

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