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2019.12.16

コスメ検定が『ミニモ公認資格』に仲間入り! トレンドに流されない正しい知識が絶対的な安心感!!


お客様への安心と、サロンスタッフのスキルPRを目的に制定された『ミニモ公認資格』。
現在、ヘアケアマイスター認定(日本ヘアケアマイスター協会が認定)と松風公認制度資格(松風公認インストラクター/松風公認エデュケーター)が登録資格ですが、このたび新たに「日本化粧品検定(コスメ検定)」が加わることになりました。
※ミニモ公認資格として認定されるのは2級以上となります。

一般社団法人 日本化粧品検定協会

URL: https://cosme-ken.org/

左(法人営業部)梅原 彩さん/右(広報室)谷貝 明子さん

そこで今回は日本化粧品検定協会を取材、日本化粧品検定を受けることのメリットについてお聞きしました。

美容に関する正しい知識を体系的に学んで視野を広げる

ー日本化粧品検定とはどのような検定ですか?

化粧品と美容に関する知識を体系的に学び、スキルと活動の幅を広げていただくための検定です。名称は化粧品となっていますが、肌の仕組みやシャンプー成分、爪の構造とケア方法など、サロン業務に関連する項目も幅広く学ぶことができます。

ー今までどのくらいの方が受験されているのですか?

2011年の発足以降、累計受験者数は47万人を超え資格保有者数も年々増加傾向にあります。
また、受験者の約半数は化粧品業界や美容関係の方で、エステサロンやネイルサロン、企業の製品開発担当や看護師の方などもいらっしゃいます。

ー美容師やアイリストはあまりいないですか?

まずは化粧品業界の方々から普及していきましたので、サロン従事者の方々はこれから増えていくと予想しています。まだまだ人数が少ないぶん、早くに資格取得していただくほど、差別化を図れると思いますよ。

 

トレンドや噂に流されず正しい知識と判断ができるスタイリストに

ーサロン施術者が資格を取得すると、どのようなメリットがありますか?

資格を持つことで信用が高まるという点もありますが、なによりのメリットは、お客様の美に対する悩みや質問に、体系的かつ論理的にアドバイスできるようになる点です。

サロンに来られるお客様のなかで、スキンケアやメイクについてサロンスタッフに相談なさる方も多いと思います。その時、ご自身の専門だけでなくスキンケアやメイク、化粧品のアドバイスまでトータルに出来れば、美容の総合スタイリストとして活動でき、店販の売り上げアップにもつながります。また、正しい知識を持つことは、トレンドや業者の営業トークに流されず、正しい判断で商品やサービスを選ぶことができます。

たとえば、しばらく続いたノンシリコンブーム、ありましたよね。
ブームだからとシャンプー類をノンシリコンに変えたヘアサロンも多かったようですが、髪の傷みが激しいなど、本当はシリコンが入ったシャンプーを使った方が良いお客様もいらっしゃったはずです。そんなとき、正しい知識を理論立ててお客様にご説明できれば、必要なお客様に本当に必要なスタイリングをご提供できたと思います。

ご自身の専門技術プラス、化粧品やシャンプー剤の成分、顔のスキンケア、ヘアメイクの知識までを体系的に知ることで、美容全体のなかで、お客様ごとのピンポイントに合わせたアドバイスができる、これがコスメコンシェルジュのもっとも大きなメリットです。

ー正しい知識を身に着ければ、SNS発信も正しい情報を提供できるようになりますね。

おっしゃる通り!
SNSを見ている一般消費者は、サロンから発信される情報は無条件に信じますよね。たとえ間違っていたとしても。だからこそ、プロの皆さんは発信に責任が伴いますし、反対に言うと正しい知識さえあれば、サロンの宣伝以外の美容アドバイスも幅広くできるようになります。お客様も、サロンのサービスしか分からないスタッフより、自分の専属スタイリストのようにトータルアドバイスしてくれるスタッフにつくのではないでしょうか。

 

検定発足のきっかけは、間違った情報でニキビを悪化させた代表の過去

そもそも、日本化粧品検定協会が発足したきっかけは、代表の小西が若い頃、誤った情報を信じて実践し、ニキビが悪化したという苦い経験からなんです。

小西は神戸の田舎育ちで、陸上部に所属し、真っ黒に日焼けした活発な少女だったそうです。長年ニキビに悩んでいたものの、田舎町で情報も少なく、美容に関する相談ができるのは美容師さんくらい。そこで美容師さんに相談したところ「肌荒れにはオイルがいい」と言われ、毎日オイルを塗るようにしたそうです。たしかに、大人の乾燥肌にオイルは有効な場合が多いですが、成長期で皮脂の分泌が活発な小西には逆効果。結果、ニキビはより一層ひどくなってしまいました。この経験から小西は、「発信する側が正しい知識を提供することが当たり前の業界」を目指し、同検定を作ることにしたんです。

まずは無料で受験できる3級で腕試しを

ー学習範囲は自分の専門分野以外の部分も多そうですが、まったくゼロからでも大丈夫ですか?

そういう方がほとんどですよ。サロン施術者の方は化粧品の成分やスキンケア分野は1から学ぶことになる方もいらっしゃいますし、逆に化粧品業界の方は、爪や髪、頭皮の勉強は初めてという方も多いです。美容全般の資格検定ですので確かに範囲は広いですが、体系的に知ると、今お持ちの技術を幅広い視野で説明できるようにもなり、ワンランク上のサービスを提供することが可能になります。

ーコスメコンシェルジュになるまでのステップを教えてください。

最初は、誰でもいつでもどこでも無料で受けられる、3級検定から始められます。
何度でも受けられますので、ぜひチャレンジしてみてください。
そこから先、2級、1級と取得していただきます。
1級に合格し協会員となり認定プログラムを受講することで、コスメコンシェルジュとして活動できるようになります。
コスメコンシェルジュの方々は任意でキャスティングエージェンシーに所属可能で、メディア出演や講演など、活躍の場を広げていただけます。
さらに、コスメコンシェルジュを育成するコスメコンシェルジュインストラクターを目指すこともできます。

私どもが言うまでもなく、サロンスタッフの皆さまがいちばん痛感されていらっしゃると思いますが、サロンのお客様は、店よりも人についてこられる時代です。
髪だけ、ボディだけ、爪だけ、まつ毛だけではなく、1人のお客様のトータルビューティースタイリストになることで、今よりもっと、ご活躍の場とファン層を広げられると思います。

ぜひ、無料で受けられる3級検定から試してみられてくださいね。

 

< 編集後記 >

今回お話を聞いて自分が今通っているサロン担当者のことを思い出しました。当時サロンジプシーだった私の気持ちを射止めたその方は確かに『楽しい・面白い』だけじゃない『為になる』を伝えてくれていました。
プロとしての『知識』は相手に伝わって初めて『価値』になるもの。
ミニモの公認資格表記がたくさんのお客様の『プロの知識や技術に触れるきっかけ』になってくれたら嬉しいです。
※ミニモ公認資格の申請方法はこちらからご確認ください

 


Writer この記事を書いた人