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2022.04.19

【連載vol.10】Q. 若い世代からファンになってもらいたい!


田中:サービス特性上、ミニモは若いお客さまが多くいらっしゃいます。

他の世代と比べて、可処分所得が低いのが理由かと思いますが、ミニモの掲載者様のなかには「リピーターになってもらいにくい」と感じている人も多いようです。

そこで、ファンベース施策における世代の違いや、Z世代に有効な施策を教えてください。

 

Z世代とは?

Z世代とは、1990年後半から2000年代に生まれた人を指す言葉です。主に1960~70年代に生まれた人をX世代、80~90年代に生まれた人をY世代(ミレニアム世代)と呼び、「X」と「Y」の次世代という点から「Z」という名称が付けられました。

Z世代とは?定義や特徴、ミレニアム世代との違い

 

津田:「何かを好きになる気持ち」は世代を超えるものなので、基本的にファンベースにおいては世代で分けません。年齢で区分せずに「ファンの熱量」で見ます。

「10代だから過処分所得が低いだろう」と一括りにしそうになるかもしれませが、10代でも一生懸命お金を貯めて熱心にサロンへ通ってくれるファンもいらっしゃるはずなので、1人のファンとして「どうしてこのサロンを好きになってくれたのか」を聞いてみることから始めても良いと思います。

津田:一番怖いのは「思い込み」です。

あるメディアが「メイン顧客は40〜50代なので、ファンもそれくらいの世代が多い」と言っていたのですが、実際に調べてみると10〜20代が多かったという事例もあります。

実際に調べてみないとわからないことは多く、Z世代でも60歳にも通ずる考え方を持つ人もいるかもしれないので、決めつけない方がいいと思います。

津田:ただ、やはり世代によって社会環境や教育が違うから、全体的なざっくり特徴はあります。

例えばSDGsの必要性が広まっているなかで、環境意識や社会意識の高い人が多い傾向にありますし、競争や消費行動に消極的な人が多い傾向はあります。

思い込みや全体傾向にとらわれすぎず、施策を打つときに「これは10代のファンの言っていたこと・価値観に沿ってるか?」という視点で考えてみるのが良いと思います。

 

今回のまとめ ✅

  • 育った社会環境によって、世代のざっくりとした特性はあるけど、「何かを好きになる気持ち」は世代を超えるもの
  • 「Z世代だからこう」と決めつけず、1人のファンとして「どうして好きなのか?」を知ろう

 

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