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2023.02.22

【COMPANY】美容室の事業計画書Part2 / 魅力的なプロフィールづくり


この記事は3〜5分程で読み終わります
こんにちは!Fan.rayの河原です。
本日は、前回に引き続き事業計画書についてお話したいと思います。
事業計画書の作成について具体的なポイントをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
まず最初に、皆さんは事業計画書の作成関連の本を読まれたことはありますか?難しい文章がたくさんありますよね。
個人的な感想にはなりますが、美容サロン業以外の業種での作成方法で説明されていても正直かなり難しいです。
「専門家に頼もうかな」って思ってしまいます…
今回は、そんな方々に向けて『美容室向けの事業計画書』として、わかりやすく説明していきますね。

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【COMPANY】事業計画書って? サロンオープンのスタートライン

河原恭平

高単価サロンに5年勤めた後、横浜のサロンでフリーランスとして活動。その後、知人の紹介がきっかけとなり、雇われ店長として東京都町田市でサロンの立ち上げに携わる。現在は経営とサロンワークを手がける。2022年4月、共同経営で2店舗目となるFan.rayをオープン。

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事業計画書の第一歩は、自身のプロフィール作成から


融資や不動産の審査等、事業計画書の必要とされる場面で、まずは「あなたがどんな人なのか?」を相手は確認します。
今までどんな仕事をしていて、現在はどんな役職・役割で、これからどんなお店を誰に向けてどのような計画と思いでオープンさせたいと考えているのか、です。
分かりやすい表現をすると、履歴書だと思って下さい。
そんなプロフィール(履歴書)作成における重要なポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!

事業計画書における魅力的なプロフィール作成のポイント

 

1.職歴やスタイリスト歴

どの期間にどんなサロンで働いたのか明確に記入して、スタイリストデビューしてからの期間もしっかり記入しましょう。

 

2. 役職

店長や副店長はもちろん、役職歴があればどのくらいの期間役職を任され、どのような仕事をしたのか具体的に記入して面談でもアピールしましょう。

 

3. コンテストの受賞歴、美容に関する保持資格、雑誌掲載等の実績

面談の相手は美容師でなく、一般の方なので個人売上の実績も必要ですが資格や雑誌掲載、コンテスト受賞歴等は評価されやすいポイントになります。
将来お店を出したいと思ってる方は、積極的にコンテストに出たり資格を取得したりして、自分のプロフィールに説得力を持たせられるような準備をしておくといいかもしれません。

 

4. 売上・顧客構成とコンセプトマッチ

現在、どのようなお客様層に支持されどのくらいの売上があるのか?を示します。指名数、指名売上、平均単価、男女比等、売上と顧客の属性なども伝えられるようにします。
これからあなたがどんなコンセプトのお店を出そうとしていて、そのコンセプトとあなたのお客様の属性がマッチするのかどうかが評価されます。
あなたの顧客属性とオープンするお店のコンセプトにズレがあるとマイナスイメージになりますので、もしズレがある場合は、具体的な戦略を説明しプラスイメージを持ってもらえるようにしましょう。

 

5. 創業動機

これは、履歴書にある志望動機のようなものです。創業に対する考えや思いを伝えましょう。
内容に関して、「いつかお店を持つのが夢でした」と夢ばかり語ってしまうと現実的に考えられない人と思われてしまいますので、例えば、「指名のリピーター顧客が増え現在のお店の席数だけでは新規顧客を入れにくくなったので~」など具体的かつ現実味がある内容で記載しておくことで、面談時に担当者に安心してもらうことができます。

 

6. お店のコンセプト

4でも触れましたが、どのようなお店にしたいのかを明確に示します。お店の単価、内装、雰囲気、スタッフ人数等ターゲットとする顧客に合わせたコンセプトになってるかチェックしてください。

 

7. ターゲットの属性

ターゲットとするお客様の属性を具体的に記入しましょう。年齢層や男女比、単価設定、地域密着なのか等、具体的なターゲット層を伝えましょう。

 

8. 自己PR

ここでは、上記の内容を踏まえた上であなた自身の自己PRをします。
そして、出店に際しての差別化ポイントや強みを具体的に示し、面談でもアピールできるようにしましょう。
例えば
・SNSで発信力がある(集客もできるので宣伝広告費が抑えられる)
・雑誌等に定期的に掲載されている
・出店エリアに高級サロンがないため、高品質な商材・サービス提供で差別化できる
などなども差別化ポイントや強みとなりますね。

もう少し続きますが、今回はここまでとします。
独立や新店舗出店のタイミングで急に事業計画書が必要になることも考えられますので、必要になったタイミングで参考にできるよう、こちらのページをブックマーク登録していただければ嬉しいです(^^)
次回も引き続き、事業計画書作りの説明をします。

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Writer この記事を書いた人

高単価サロンに5年勤めた後、横浜のサロンでフリーランスとして活動。 その後、知人の紹介がきっかけとなり、雇われ店長として東京都町田市でサロンの立ち上げに携わる。 現在は経営とサロンワークを手がける。2022年4月、共同経営で2店舗目となるサロン、Fan.rayをオープン。