ミニモのサロン集客メディア

ミニモの集客
2019.08.16

【スタイリスト1年目で毎月170名超えの集客】ができるミニモの活用方法とは?


ライバルは同期ではなく自分自身。昨日より今日の自分を高めることが集客数アップの秘訣

若手スタイリストが多く活躍する表参道「AO」。ここで働く女性スタイリスト2名に、エリアやスタッフ間での差別化ポイントをお聞きしました。


AOスタイリスト(7ヶ月)山田梨奈さん(左) / AOスタイリスト(1年1ヶ月)菅原由香梨さん(右)
*キャリアは2019年7月現在

―ミニモを始めたきっかけは?

山田さん(以下敬称略)
私はAOに入る前のサロンでミニモを始めました。当時はまだアシスタントで、モデルハントをすることが多かったのですが、街頭キャッチだけでは限界があって。その話を美容師仲間にしたら、「ミニモっていうモデルを集められるアプリがあるよ」と教えてくれて、すぐに使い始めました。アプリひとつでモデルさんのほうからお店に来てくれるなんて、本当に有難いサービスですよね。ハントに費やしていた時間を接客やレッスンに充てられるので、一石二鳥です。

菅原さん(以下敬称略)
私は、カラーの経験を積むためのモデル探しで使い始めました。練習ですので営業時間が終わってから1~2名程度しかできませんが、それでも月に20名は来ていただけました。

―山田さんはスタイリスト7ヶ月目とのことですが、新人スタイリストでも集客できますか?

山田
ミニモでの集客に限って言えば、キャリアはあまり関係ないかもしれません。もちろん経験や技術は必要ですが、アプリを見た方にご来店いただくための工夫が、集客数をもっとも左右すると思います。

―集客数アップのために、どういう工夫をしていますか?

山田
まずは、ターゲットに合わせたページ作りから始まります。
ミニモの利用者は10代後半~20代前半の女性がメインなので、その方々が好むスタイルやトレンドと、私の得意技術を組み合わせたスタイルを、スナップフォトにたくさんアップします。
本当はカットもパーマもカラーもぜんぶ好きなのですが、「なんでもできます!」では何が得意なのかお客様には伝わらないので、自分のセンスや感性がお客様にも伝わりやすい、「カラー」を自分のウリにしています。

その次に大事なのが「掲載ページの更新」です。
更新すると「新着順」のトップに上がってくるので、注目されますよね。スタイリストデビュー前後はとにかくお客様を増やすことに注力していたので、多いときは1時間おきに更新していました。掲載当初の人気順 ※1 は400番目辺りでしたが、更新を頑張っていたら、1ヶ月後には100番以内に入るようになりました。

私の場合、スタイリストデビューのタイミングで一気にキャンペーンや情報更新を仕掛け、イベント性を高めて盛り上がっている雰囲気を出しました。

その効果もあって、スタイリスト歴7ヶ月目現在で、ミニモだけでも月平均170~180名のお客様にご来店いただいています。他のクーポンサイトやリピーター様も合わせると、もうこれ以上増やせないというのが正直なところです。

―そうなると、スタイリストとして少し先輩の菅原さんは「負けていられない!」という感じでしょうか?

菅原
それが… 良いのか悪いのか、そういうライバル心みたいなものはまったくなくて。
ふたりは性格も接客スタイルもまったく違うので、競い合うというより、それぞれが自分をブラッシュアップすることに注力している感じですね。
他のスタッフの人気順 ※1 チェックもしますが、それを見て「追い抜くぞ!」とはならなくて、どちらかというと「自分もさらに腕を磨こう!」というモチベーションになっている感じがします。

山田
AOでは、「競い合うのも大切だけど、1人1人の働き方を尊重しながら自分の決めた目標達成のためにそれぞれの個性を明確にし、伸ばしていこう!」というものがあって、皆そういう意識をもって仕事をしています。

―「それぞれの個性で1番になる」にはセルフブランディングが必要だと思いますが、どのようにされていますか?
菅原
スナップフォトがいちばんセルフブランディングしやすいと思っています。自分の得意な色味やスタイルの系統を統一させて投稿し、誰もが一目見て「菅原さんはこういうスタイリングをしてくれる人なんだ」って分かるようにしています。
もう1点、画像加工が当たり前になっているからこそ、あえて「あまり加工しない」ようにしています。あまりにも明白な加工は、かえって仕上がりの想像がしにくくなりますし、その画像を見て「これと同じにしたい」と言われても、現実的に難しければ意味がないので。

山田
私もスナップフォトは、自分のウリとなるスタイルの世界観を統一させるよう意識して投稿しています。
また、お客様が希望のスタイル画像を持ってこられるとき、オフィシャルモデルで撮ったものより、一般のお客様のスタイル画像を持ってこられることが多いので、私のスナップフォトも、お客様スタイルの画像を多めに投稿しています。

―そのようなテクニックの参考にしているスタイリストはいますか?

山田
特定の誰というより、ミニモやインスタで色々なスタイリストさんのページを見て、「これ素敵だな」と思ったら、「なぜ素敵に見えるのか」を分析して、それを取り入れるようにしています。

菅原
私も同じです。先輩や他店のスタイリストで写真が上手な人って、パッと写真を見ただけで「あ、この人のページだ」って分かります。それがなぜかと考えたら、皆さん「自分の得意分野でスタイルを統一」しているんですよね。「ああ、これがセルフブランディングか」って。それから私も参考にしてセルフブランディングするようになりました。

―予約からご来店、お帰りになるまでの間に意識しておこなっていることはありますか?

菅原
私はダブルカラーやユニコーンカラーなど、繊細な色味を使うスタイルが多いので、ご来店前にお客様のイメージをできるだけ細かく確認するようにしています。
ご来店時は、私ならではのカラーデザインをし、お帰り前に次回のご提案をすることで、リピートにつながるようにしています。

山田
私はどちらかと言うと、予約前よりもご来店のお礼メッセージに力を入れています。その時に「応援する」ボタンを押してもらえるようにお願いしたりしながら関係を深め、リピートにつなげています。

菅原
「応援する」ボタンは ※2 人気順 ※1 に関係する ※2 ので、私もけっこうお客様にお願いしています。ご来店時だけでなく、Twitterでお願いすることもあります。
ミニモのページをご覧いただき、予約、来店くださり、そしてお帰りになられた後のフォローまでが接客ですので、お客様と関わるすべての時間、気持ちよいサービスの提供を心がけるようにしています。

※1 「人気順」はインタビュー時点の表記です。現在の検索結果表示についてはこちらをご覧ください。
※2 インタビュー時点の仕様となります。2021年3月現在、応援数は「おすすめ順」「評価順」に影響しません。

サロン名
AO
スタイリスト名
スタイリスト山田梨奈/掲載ページはコチラ
スタイリスト菅原由香梨/掲載ページはコチラ
住所
東京都渋谷区神宮前5-11-6 T’s表参道 B1

Writer この記事を書いた人