予約数1日18件!人気アイデザイナーになるための「たった3つの工夫」とは
未来の新規客を生む口コミはカウンセリングから始まる
ミニモ利用開始から1年弱で1日18件の予約が入るようになったという、東京・恵比寿にあるアイラッシュサロン「Eyelash Swella」のアイデザイナー、ayakaさん。初めは1日5件ほどしか予約がなかった状態から、3倍以上の18件まで増えた理由には、ayakaさん流の3つの工夫がありました。
―ミニモはいつ頃から使っていますか?
モデル募集ではけっこう前から使っていましたが、集客媒体として本格的に使い始めたのは、Eyelash Swellaに入社した2021年4月からです。
Eyelash Swellaのメイン集客媒体は他社ツールで、ミニモは空いた時間を埋める用として使っていますが、私は比較的ミニモからの集客も多いです。
―ミニモからの集客が比較的多いのは何か理由があるのですか?
考えられるのは、写真や文章の見せ方と、接客、口コミなどでしょうか。写真は、技術面が分かる写真を以前は掲載していましたが、今は「どんな風に自分が可愛くなれるかが分かる写真」を意識しています。その見せ方が上手な、他のアイデザイナーさんの写真も参考にしています。
写真のキャプション(写真を説明する文章)は、どんな仕上がりになるかお客様が分かるように、お客様目線で書いています。「パリジェンヌより上がる」「まあるいカール」「逆まつげも下がる」「上下できます」のような感じです。「上下」は、お客様から「上下をやっている店が少ない」と聞いたことがあり、当店では人気のメニューです。
私の場合、業界外の友人に自分のページを見てもらって、お客様としてどう感じるか評価してもらったことが、かなり参考になりました。
接客については、お互いの仕上がりイメージを一致させるために、カウンセリングを念入りにしています。初回は30分かけることもあります。
私、とくに人より技術が優れているわけじゃないんです。それでも口コミで多くの人から「仕上がりに満足」と書いてもらえるのは、カウンセリングをしっかりして、お客様と仕上がりイメージをしっかり共有しているからだと思います。
例えば、パリジェンヌといっても私が思うナチュラル感とお客様のそれは違うかもしれません。お客様が「パリジェンヌで」とオーダーして、私が「はい、パリジェンヌ一丁!」みたいな感じに自分の中の正解デザインで仕上げてしまうと、お客様が思っていたデザインと違ってしまい、残念な気持ちにさせてしまいかねません。お客様がイメージするナチュラル感やボリューム感はどの程度かなどを聞き出して、お互いの仕上がりイメージを一致させてからデザインを始めるようにしています。
工夫1:お客様になったつもりで自分のページをつくる
工夫2:業界外の人に自分のページを評価してもらう
工夫3:デザインの仕上がりイメージをお客様と一致させる
カウンセリングの徹底による仕上がりの満足度がお客様紹介につながる
―カウンセリングが現在の集客数につながっていると感じた理由は?
口コミ投稿の内容と、紹介が増えたことが理由です。
私への口コミを見ると、期待通りに仕上がったことを喜んでくださっている投稿が多いんです。しかも、私のキャラクターや技術の詳細までびっしり書き込んでくれて。口コミを書いて欲しいとお願いしていなくても、1年間で320件以上も書いてもらえたのは、カウンセリングでしっかり話をして、気持ちを共有できているからだと思います。この口コミが、新規のお客様やご紹介につながっていると感じています。
ミニモのお客様からの紹介で来てくださる新規のお客様も、けっこう多いですよ。家族や友達、会社の人などに話してくれているみたいです。現在、ミニモからの予約は1日18件くらい入る日もありますが、その約半分は紹介のお客様です。
―1日18件!? 一人で? どうやって回しているんですか?
Eyelash Swellaでは、基本はアイデザイナー1名に1席ですが、私のミニモからの来店が多くなったので、オーナーが2席にしてくれました。2席で交互に接客すれば、1日18件は可能です。「仮予約」を使ったり、時間を問い合わせてもらったりしながら、1時間程度のすき間時間にも予約を入れています。時間に余裕がない予約のときは、お待たせすることがあるとあらかじめ伝えて、ご了承いただくか、余裕がある日時に変更してもらうことで、トラブル回避につながります。
―他に工夫していることはありますか?
マスクをつけて接客するので、表情には気を付けています。マスクは口元が見えないので、自分にその気が無くても怒っているように見えたりしがちです。笑顔が伝わるように意識しています。
表情とともに、自分の印象も意識しています。アイデザイナーって、私の中ではオシャレでインスタ映えするようなタイプの人が多いイメージです。それはそれで素敵ですけど、お客様の中には、人間味があって親しみやすくて飾らない、ご近所の気さくなお姉さんみたいなアイデザイナーがいいという人もいるんじゃないかな、と思って。私は「ご近所の気さくなアイデザイナー」でいようと決めて、アットホームでフレンドリーな接客を心掛けています。
編集後記
気さくな雰囲気で明るくお話しをしてくださったayakaさん。
ご自身の技術やキャラクター、ポジションなど、客観的に分析している冷静さとは裏腹に話した時のパワフルさがとても印象的でした。
めきめきと頭角を現してる姿は、これからのアイデザイナーさんの目標になる存在だと思いました。
変わらずこれからもパワフルに走り続けてほしいです。