「ミニモはメイン集客ツールになる」と直感。研究して見つけた活用術を惜しみなく公開!
「ミニモはこれからの時代のメイン集客ツールになる」と感じ、いちはやく活用方法を研究したという、大阪・梅田茶屋町のヘアサロン「AMME(アム)」のオーナーshin さんと、同サロンのスタイリスト、サカシタさんを取材、前後編に分けて紹介します。前編は、AMMEのミニモ活用テクニックです。
オーナー shinさん(左)/スタイリスト サカシタさん(右)
―ミニモを始めたきっかけは?
サカシタさん(以下、敬称略) AMMEに入ったとき、スタッフ全員が当たり前のようにミニモを使って集客していたので、私もすぐに使い始めました。約3年前から使っています。その前に働いていたサロンでは、使っていませんでした。
shinさん(以下、敬称略) ミニモは集客ツールの一つとして店全体で積極的に活用しています。僕自身は4~5年前から使い始めて、最初はモデル募集をしていました。3年くらい前からミニモの知名度が一気に上がり、モデル募集アプリのイメージから集客ツールに変わった感覚がありました。その時点で「これからミニモの時代が来る」と思い、ミニモを有効活用するための取り組みを始めました。今では、ミニモからの集客が80%を超えています。
ミニモ集客を強化するときの取り組み、はじめの一歩は?
―ミニモ活用の取り組みを具体的に教えてください。
shin ものすごくたくさんありますが(笑)、ミニモからの予約が増えると想定したとき、まず取り組む必要があったのは、他の集客サイトからの予約と重複しないための予約管理の見直しです。当店では、ミニモ以外に使っている別の集客サイトからの予約枠が1になった時点で、ミニモの同時間帯の空き枠を0にする方法で対応しています。万一、予約時間が重なったとしても、ミニモは予約したお客様と直接やりとりができるため、日時の変更のお願いをすれば予約の重複は回避できます。
―予約調整の操作忘れは起きませんか?
サカシタ 当店では、各集客ルートからの予約を一つの管理表にまとめて、店と各スタッフの予約表を、お互いがこまめにチェックしているので、仮に誰かが予約調整の操作を忘れていても、他のスタッフが気付いて代わりに操作します。店全体でも管理しているため、今のところは操作漏れによるトラブルはほとんどないです。
検索上位に表示させるには、日々の検証が大切
―ページづくりの取り組みもありますか?
shin もちろんあります!まず基本として、スナップフォトは推しているメニューや得意分野で統一すること。お客様は、自分の希望をかなえてくれるスタイリストを、文字だけでなく写真でも探しているので、フォトを統一することで、お客様の要望と自分の得意分野がマッチしやすくなります。例えば韓国風で統一すれば、本当に韓国風スタイルにしたいお客様が増えます。
サカシタ 得意分野がはっきり分かるページにすると、お客様は「その分野の専門家」と思ってくださる感じがします。
shin 文字では、検索結果が上位になる工夫をしています。検索されやすくするには、お客様が入力する検索ワードが自身のページに入っていることがマストです。メニュー名はもちろんですが、ピンクやアッシュなどの色名、韓国風などのトレンドワード、トリートメントの種類など、思いつく人気ワードをかたっぱしから検索窓に入れて実際に検索し、自分のページが表示されるか、どのくらい上位に上がるかを検証しています。
サカシタ 他の店の口コミがヒントになって宣伝文が生まれることもあります。例えば「担当のスタイリストが何組も掛け持ちしていて待たされた」という他店の口コミを見かけたので、「当店は、お客様一人一人に丁寧に接客します」のようなコメントを追加しました。
ミニモを見て来店されるお客様は、私個人を信用して来てくださるので、お客様との距離が近くなりますし、スタイリストとしての自信にもつながります。私は独立を目指しているのですが、ミニモを使って個人で集客する経験は、その後押しになりました!
―在籍中に独立宣言するなんて大胆ですね(笑)
shin サカシタはもともと独立する予定で入ってきたので、問題ないです。お客様リストもどんどん持っていって!と言っています。
―近い将来に独立すると分かっていてサカシタさんを採用したshinさん。そこには、shin さん流の若手育成に対する考えがありました。後編で紹介します。