ファンが大切な3つの理由
津田:このデータはPR会社が行った調査で、情報の信頼度を表しています。
ものによって違うケースもあると思いますが、その人がどこからの情報を信頼するかというと、芸能人やインフルエンサーよりも「家族や友人からの情報を一番信頼する」といわれています。
サロンを探す場合も、同じことがいえるのではないでしょうか。選べない、わからない場合、友人や家族にどこのサロンに行ってるかを聞きますよね。
津田:では、なぜ情報通でもない、目利きでもない家族や友人の情報が信頼されるのでしょうか?
それは、家族や友人は自分と価値観が近い人だからです。
例えば、誰かにおすすめの美容室を聞くときに、「この人がおすすめするところなら信頼できそう」と思える人に聞きますよね。
津田:「類は友を呼ぶ」といわれますが、人は価値観の近い人とつながろうとするのです。「ホモフォリー」とも呼びますが、同じ価値観の相手に親近感を感じやすく、影響を受けやすいのが人間の本質なんですよね。価値観が近い家族や友人が愛用しているモノや大好きなサービスは、自分も気に入る可能性が高いということです。
津田:情報も選択肢も過剰に多すぎるこの時代、人は家族や友人の選択に頼ります。
その家族や友人があなたのサロンのファンだとしたら、サロンの良さを懇切丁寧に説明してくれたり何なら一緒につれてきてくれたり熱意を込めてすすめてくれます。
価値観が近く、熱意を持っている「ファンの類友」からお勧めしてもらうことが、この伝わらない・難しい時代には最強です。ファンこそが新規顧客を連れてきてくれるわけです。
今回のまとめ ✅
- 価値観が近い「類友」からの情報が信用される
- 情報が伝わらない時代において、ファンこそが新規顧客を連れてきてくれる
次回、ファン1人1人の大切さと影響力についてお話しします。