ミニモのサロン集客メディア

美容室の集客
2018.06.26

【後編】時代の波に乗って高みへ。minimoを武器に戦うフリーランス美容師・NOZOMU


美容師の働き方が多様化する昨今、業界の常識を覆す可能性を秘めている「フリーランス」という働き方。

サロン勤務を経て、スタイリストデビュー後1年立たずでフリーランスの道を選んだ美容師・NOZOMU。現在は原宿のシェアサロンにてminimoやSNSでの集客を中心にフリーランス美容師として活動し、minimoを利用した集客はスタートからたった4ヶ月で1ヶ月の新規客が50人を超える。

後編では、フリーランスとしてのリアルな働き方や今後の展望について語ってもらった。

NOZOMU

「髪質改善」「印象改善」をコンセプトに掲げ、原宿のシェアサロンにてminimoやSNSでの集客を中心にフリーランス美容師として活躍中。

  • Instagram
  • twitter


「今の業界は古い体質だから、逆に勝てる」
—–前編では、フリーランスという働き方を選んだ理由や、minimoを利用した戦略を語る。

「自分が何かをした分しか収益は生まれない」フリーランスのイメージと実情

ーフリーランスは自由な時間があって給料も高くて…というイメージがありますが、実際はどうですか。

僕は逆に、やっぱりきついなって思いますね。フリーランスになってみて実感するのは、自由に使える時間はあるけど、自分が何かをした分しか収益は生まれないということ。

たとえば「新規のお客さまが1ヶ月に50人」というのは数字的にはすごくありがたい。お客さまが増えるともちろん収入は増えますが、その分自由な時間はなくなりますよね。ずっとマンツーマンだし、正直一人ではしんどい部分もあります。

ー良い部分もあるけれど、それには理由があるということですね。

もし「ちょっと自由な時間がほしい」「ちょっと収入を上げたい」というぼんやりした理由でフリーランスを目指すのであれば、サロン勤務で美容師を楽しんだほうがいいのかなとも思います。自分で集客をがんばってお客さまが増えれば収入も増えるし、休みは確保されているし、アシスタントの方がいるから業務分担もできますしね。

minimoはフリーランスの生命線になり得る。もっと代謝のいい業界へ

ー最近は、フリーランスとしての働き方や集客についてのノウハウをインターネット上で発信されていらっしゃいますよね。

時代的にもフリーランスという働き方がニュースにもなるくらい「そういう働き方ってありだよね」という流れがきていますよね。自分が実際になってみて思うのは、とはいえやっぱりまだフリーランスという働き方をしている人は少ないし、そこからさらに自分のブランディングを突き詰めている人はあまりいない。

ーその先駆けとなるために、アウトプットを始められた?

noteを始めたきっかけは単純に需要があるというのもありますが、自分が昨年フリーランスという働き方について調べていたときにインターネット上にあまり情報がなくて。その中である記事に出会い「あ、今やめてもいけるな」って背中を押されたんです。それまでは今のお店で売り上げをいくら上げて、これくらい収入があれば生きていけるかな…とか考えて、まだやめられないと思ってたんですけど(笑)。

僕がその記事を読んだ後押しで一歩踏み出すことができたように、自分も誰かのきっかけになれればいいなと思っています

ー今の働き方について迷っている人の指針になるということですね。

たとえば僕が「4ヶ月で50人のお客さまにきてもらえるminimo掲載ページの作り方」を発信して、それを見た人が「自分でもできそう」って思ったら今日から始められるじゃないですか

一歩踏み出すのには勇気がいるし、でも・だって・やっぱり…というふうに気持ちも揺らいでしまう。そうなったときに「大丈夫、minimoがあるから」ってなったらすごくいいですよね。

ー今後、美容業界はどう変わっていくでしょうか。

どのSNSも飽和状態で、かといって自分でブログを育てるのも時間がかかる。これからもっとフリーランスという働き方を選ぶ人が増える中で、minimoは生命線になるんじゃないかなと思います

僕もまだスタートラインというか、ここからやりたいことがまだまだたくさんあるんです。5年後・10年後を考えたとき、今の古い体質がなくなるようなもっと代謝のいい業界にしたいなと思っています

minimoを武器に、フリーランスとして時代を先駆けていくNOZOMU。長い歴史の中で培われた業界の常識を時には疑い、時代の波に乗って戦っていく。

いいものを作って人を幸せにすることも大切だけど、そうじゃないところにも使わなきゃいけない時間やエネルギーがある」という彼の言葉に、これから美容師が生き残っていくための光が見えるのではないだろうか。


Writer この記事を書いた人