ミニモのサロン集客メディア

ミニモの集客美容室の集客
2022.09.09

【COMPANY】フリーランスってどんな働き方?業務委託?面貸し?シェアサロン?あなたのギモンにお答えします!


この記事は5分程で読み終わります

秋山幸太

美容師歴14年目。現在はAgosto hairにてフリーランスとして活動中。一人営業で24時間営業サロンという形態で働きつつ複数美容メディアでwebライターとしても働くマルチワーカー。3児の父親でもあり理想のワークライフバランスを模索中。

  • Instagram

皆様暑い中いかがお過ごしでしょうか?まだまだ残暑の厳しい日が続くと思うと溶けそうですね。

さて、「ところで君は誰なんだ?」と聞こえてきましたので簡単な自己紹介をさせて頂きます。
私は埼玉県の越谷市というTHEベットタウンな街で美容師をしております。美容師としては13年目になります。

サロンにはフリーランスで所属をしており、1人で24時間営業という″働き方改革″の逆をいく働き方をしております。

そんな私が、縁あって集客ノートでコラムを書かせて頂けることになりました。ありがとうございます。
これから皆様に少しでも役に立つ情報や、お仕事が楽しく思えたり誇りに思えるような言葉を発信していけたらと考えております。

記念すべき1回目は「フリーランスって何?」をテーマに綴らせて頂きます。美容師じゃなくてもこれからの働き方や生き方のヒントもあると思うので、ぜひ最後までお付き合い下さい!

 

フリーランスって何?

簡単にいえば会社や組織に属さず、雇用契約を結ばずに個人で仕事を請け負い、スキルを活かす働き方の一つです。業務委託、個人事業主なんて呼ばれ方もします。

これはあくまでも一般的な認識のフリーランスです。美容師においてのフリーランスは少し認識が変わっています。

美容師においていえば働き方が6つに絞られていると思っていて、「経営者」「正社員」「パート・アルバイト」「派遣」「業務委託」「フリーランス」に大別できます。

最初の4つの働き方はイメージが湧くと思います。では業務委託とフリーランスって何が違うのか?

一般的にはフリーランスも業務委託なのですが、美容業界においては分別されています。

美容室でいう業務委託とは、雇用契約は結ばず個人事業主としてお客様に対する美容サービスの提供を請け負いますが、集客は所属サロンにしてもらえます。
フリーランスは場所だけ借りて集客も完全に自分でするというのが大きな違いになります。

他には対価としていただく報酬の料率(%)が違ったり、材料もサロンが提供してくれるなどあります。ただ一概に業務委託とフリーランスで分けられる訳ではなく、サロンによって異なるという感じです。

つまり大きな違いは″集客を自分でするか、サロン側にしてもらうか″ということなんですね。そしてこういった働き方はどちらが良い悪いというのは無く、どちらの働き方が″自分に合うのか?″を基準にして考えると良いと思います。

業務委託は委託サロン、フリーランスは面貸しやシェアサロンで働く方が多いと思います。

委託サロンとは、業務委託のスタッフのみで形成されているか正社員+業務委託が在籍してるサロンのことをいいます。

面貸しは正社員がいる中で一つの席を貸してくれるサロンというイメージで、シェアサロンはフリーランスの方達が集まり在籍するサロンです。

サロンのコンセプトによって上記から少しズレる場合もありますが大体のイメージはこのように分類されている事が多いです。

 

フリーランスと業務委託のメリットの違い

どちらが自分に合うのか?それを判断するには両方のメリットとデメリットを比較するのがわかりやすそうです。

ここでは実際に僕が働いて思ったことや、調べて聞いたこと見たことを元に挙げていくため主観が多く含まれているのでご了承下さい。
某有名論破系配信者的にいえば「それってあなたの感想ですよね?」ってやつです。

では早速″業務委託″のメリットとデメリットから挙げてみましょう。

業務委託最大のメリットはやはりサロンが集客をしてくれることでしょう。個人での集客って中々難しいですよね。技術やカウンセリングの練習や勉強には励むけど、集客の勉強をする美容師はまだまだ少ないというのが僕の肌感です。

例え指名が少なくて集客力が無い状態でも、集客力の高いサロンを選べば初月から困ることは少ないでしょう。

そして委託サロンの場合バックアップや保障などが手厚いサロンも多いかもしれません。
例えば、練習会や勉強会が開催されたり経理的な部分の補助や、FCオーナーという選択肢があるのも委託サロンの方が多いと思います。

では、逆にデメリットとしては″自由度″が低いことでしょうか。委託サロンの場合会社との関係性が高い為にメリットとなる集客や待遇の良さが挙げられる一方、個人としての自由度は欠けます。

例えば、シフトを出してシフト通りに動かなくてはいけなかったり、最低出勤数や出勤時間が定められたりするサロンもあります。

あとは、値段設定やメニューなどもある程度決まりがあるところが多いです。正社員よりも自由を求めて委託サロンに移動した場合は、思っていたより正社員時代と変わらないかも?と思う人も多いようですね。

委託サロンにおいてはやってくれることも多いけど縛りもあるという会社との関係性が、選ぶ人にとってメリットに感じるのかデメリットに感じるのかが争点となりそうです。

さて、一方のフリーランスはどうでしょうか。まずはメリットから。

なんといっても委託サロンとは逆で″自由度の高さ″でしょう。営業時間、定休日、メニューや価格、材料まで全て自分で選ぶことができます。

ただ、サロンによっては月の営業日数に関しては多少決まりがあるサロンもあるようです。僕のサロンは本当に何も縛りがありません。例えば、予約が入った時間に来て予約が入って無ければ帰るということもできます。

僕にとってはこの自由度の高さが何よりも魅力的であった為フリーランスという働き方に決めました。自分がこだわった薬剤を使えて、提供したいメニューを揃えられる。

自分がお客様にしたいこと全てを詰め込められるというのが仕事をする上でストレスフリーでいられます。
ただし!自由の裏には責任や自己管理が常に求められます。自分で自分を律しなければ自由は長く続きません。

ではデメリットはといえばやはり″集客″ではないでしょうか。お客様を集めることを自分の力だけで成さなければなりません。

ほとんどの方が正社員時代に自分で集客をするということを意識してしていないので、どうしたらいいのかわからないという方が多いのです。

フリーランスの場合1日お客様が来なければその日の収入は0になってしまいます。今までやったことのない集客を全て自分でやらなければいけない。失敗すれば収入は無い。

こんな怖いことはありませんよね。この不安との戦いがフリーランスにおける最大のデメリットだといえるでしょう。

ただこれは経営者になれば必ず誰もが味わうことですから、将来独立して自分の店を持ちたいという方にとっては避けては通れない試練の道なのです。

 

まとめ

いかがでしたか?何となくフリーランスっていう働き方が見えてきたでしょうか?終盤につれてフリーランスは自分には無理かも、、、なんて思ってしまった方もいるかもしれませんね。

まず、″自分にとってどんな働き方が最善なのかを考えることが重要″だと思います。安定や安心なサポートが良いなら正社員、自由や正社員では出来ない働き方を求めるならフリーランス。

フリーランスとはあくまで働き方の一つであり、なりたい職業ではないということを忘れないで下さい!

次回以降はフリーランスならではの魅力、リアルな働き方、フリーランスになるにはどうしたら良いのかなど伝えていきたいと思っていますのでまたの機会に是非ご一読下さい!

それでは最後までお付き合い頂きありがとうございました!

この記事が気に入りましたか?

Loading ... Loading ...

集客ノートでは、公式インスタグラムを運営中!
記事メディアで発信している内容を、より要点に絞って分かりやすく発信しています。

 

\コラムニストへの質問もこちらから🎉/

 
 


Writer この記事を書いた人

美容師歴14年目。現在はAgosto hairにてフリーランスとして活動中。 一人営業で24時間営業サロンという形態で働きつつ複数美容メディアでwebライターとしても働くマルチワーカー。 3児の父親でもあり理想のワークライフバランスを模索中。