お顔近くに置いてない?グループレートの正しい設置位置は?
#まつげエクステの資格
マツエクの商材メーカー・松風が資格問題を出題✍️基礎知識を身につけて、施術トラブルを回避しませんか?今日暗記したいノウハウは、「グループレートの正しい設置位置について」です✨
- 問題
- グルーを取り出すプレートを置く位置に関する問題です。正しい説明は次のうちどれ?
- 室温24℃以下、湿度30%以下に保たれる位置に置くのが理想的である
- グルーの臭いや揮発物質による刺激は不快感だけでなく、くしゃみなどの原因となりトラブルの可能性を高めてしまうため、お客さまの顔周辺に置いてはいけない
- 施術者の操作性を最優先とし、グループレートを置く位置は施術者の裁量に任せるべきで、揮発物質の影響への配慮は特に必要ない
- 安全に施術速度を高めるためには、お客さまの額の上など顔周辺に置くと便利である
- グルーの接着力を高めるため、できるだけエアコンの風が強く当たる位置にグループレートを置くのが理想的である
- 答え
- 2
グルーの臭いや揮発物質による刺激は不快感だけでなく、くしゃみなどの原因となりトラブルの可能性を高めてしまうため、お客さまの顔周辺に置いてはいけない
松風からの解説☝️
揮発物質による刺激の影響だけでなく、顧客が急に動いた際などに、グルーが顧客の皮膚や衣類に付着してしまうおそれがあります。操作性を重視するためにグループレートを顧客の額の上や顔周辺に置くことは絶対に避けるべき行為です。グループレートは、顧客の顔近くに配置しないようにしましょう
揮発物質を確認する実験をしてみましょう!まず、透明の容器の中にグルーを適量つけたプレートを入れ密閉し、容器のフタ部分とプレートの一部に指紋をつけておきます
出典/試験機関:株式会社松風
つけた指紋部分に浮き上がる白化を確認します。たんぱく質を含む指紋部分に、白化の原因となる蒸気が付着しているのがわかります
出典/試験機関:株式会社松風
出典/試験機関:株式会社松風
これらの写真からもわかるように、顧客の顔近くにグループレートがあると、下に落ちて広がる性質がある(空気より重い)揮発物質の影響を受けるリスクが高まることが想像できるかと思います。また、プレート上のグルーから出る揮発物質は、サロンの空気循環の状態などによって広がる範囲が変わることも覚えておきましょう
今日の接客ポイント💡
グループレートを含む施術ワゴンは、お客さまを施術ブースにご案内した際にお客さまの目に触れます。
次のお客さまをご案内する前に、使い古したプレートやツィーザーは毎回交換し、施術ブースのクリーンアップを怠らないよう注意しましょう。
※本記事は株式会社松風が責任もって制作し、株式会社松風の編集方針に基づいて編集されています。記事に関するお問い合わせは上記にご連絡いただけますと幸いです。
Writer この記事を書いた人
松風はサロンで安心してお使いいただけるプロ用まつげエクステ商材の専用メーカーです。安全性を最優先に考えた製品の開発と知識技術向上のための情報提供を行っています。1人でも多くの方に最高の笑顔をお届けできるよう、商材売上No.1メーカーの責務として、アイメイクやまつげエクステの環境改善とファン層の拡大に率先して取り組んで参ります。