ネイルはお客様の魅力を引き出す魔法だと世界に発信したい!
「オフィス街」「大人の街」といったイメージが強い東京・赤坂にもかかわらず、10代~20代の若いお客様からの予約が絶えないネイルサロン、Ai nailのAi♡さん。ミニモを始めてから3カ月で、月100件の予約が取れるようになったそうです。集客のコツを聞いたところ、ページの更新とお客様ニーズに合わせたオリジナルネイルに秘訣がありました。
―ミニモを使い始めたきっかけは?
ネットで集客ツールを検索して、ミニモを見つけました。大手集客サイトに初期投資する余裕はなかったので、なるべく費用のかからない方法を探していたら、ミニモは初期費用ゼロで始められるとのことでしたので、すぐにページを開設しました。
それまでは口コミのお客様だけで営業していて、集客ツールを使うのはミニモが初めてでした。私のお店は完全プライベートサロンでホームページもないので、ミニモをホームページ感覚で使おうと思いました。
使い始めた初月の予約は5件くらいでしたが、翌月になると70件になり、さらに翌月には100件になりました。こんなに集客できると思っていなかったので、この時から私はミニモを「ミニモ先生」と呼ぶようになりました(笑)。
―初月5件で3カ月目には100件。集客数20倍!すごいです。3カ月の間にどのような工夫をされましたか?
とにかく、おすすめ順でトップになって、常にお客様にページを見てもらうように努力しました。ページを更新すると上位表示されるので、1日複数回、ページの内容を少しずつ変えて更新しました。
ちょっとした更新です。本当にこんな更新で集客に効果があるのか、実は確信を持てないまま続づけていましたが、2カ月目からの予約数の大幅アップで、確信に変わりました。
ネイルには人を幸せにする魔法の力がある
―メニューやメッセージのやりとり、スナップフォトは何か工夫しましたか?
メニュー名は、「シンプル」「ナチュラル」「デザイン」などわかりやすさを重視しています。オフ代の有無やオプション内容などは、詳細ページをクリックすれば見られるようにしています。これは、私自身がサロン予約をすると仮定したとき、最初のページに文字が多いと、ごちゃごちゃしていて読みたくなくなると感じたからです。気になるメニューがあれば詳細ページをクリックしますし、その時はちゃんと読むだろうと。
メッセージは、予約が入ったら必ずこちらから、サロンの場所やメニューの確認などの内容を送信しています。
2回目以降のご予約は、LINEやメールのDM(ダイレクトメッセージ)でやりとりすれば手数料がかからなくて済みますが、私はあえて、リピートもミニモでの予約をお願いしています。ミニモなら私のスケジュールの空きが一目で分かるので、お客様が予約日時を決めやすいからです。DMだとお客様と私のスケジュールをすり合わせるためにメッセージの往復が発生しますよね。お互いの手間暇を考えたら、手数料を払ってでもミニモで一括管理したほうが良いと思います。
スナップフォト、つまり私のネイルデザインは「私のこだわりがない」のがこだわりです。強いて言えば、「上品さ」だけは忘れずにデザインしています。
ひとつの世界観にとらわれず、オフィスネイル、ニュアンスネイル、トレンドネイル、など、どんなジャンルでも「Ai nailなら叶う!」を実現できたらと思っています。
幅広いジャンルのデザインを提供すると、お客様はサロンを転々としなくてすみますので、リピーターも増えています。
私は、「ネイルには人を幸せにする魔法の力がある」ことを世界に発信していきたくて、ネイリストをしています。指先がキレイだと、それだけで楽しい気分になれ、モチベーションも上がります。さらに、色やアートで「自分らしさ」を表現することもできます。指先にネイルを施しただけで、気分が良くなったり、自分らしさを表現できたりするって、すごくないですか!?
お客様の職場や学校によっては、ネイルのデザイン範囲に規制があります。その場合は、規則のなかで少しでも、その人らしい美しさを引き出せるように工夫します。
お客様ごとのオンリーワン・カラーを提案
―「その人らしい美しさ」は具体的にどのような方法で引き出しますか?
私の場合は、カラーを混ぜて、お客様ごとのオンリーワン・カラーを提供しています。ほとんどのお客様が、オンリーワン・カラーをオーダーされます。
オンリーワン・カラーは、見本がないところから生まれる色です。お客様が思い描くものを汲み取ってカタチに表現していくのはとても難しく、コミュニケーションがとれていないと喜んでもらいにくい面があります。
そのため私は、なるべくお客様と会話をし、生活スタイルや趣味、夢などを聞き出して「お客様色」をイメージし、提案するようにしています。お客様は、自分では選ばないような色にトライして、自分をより美しく見せる「自分色」が見つかるので、とても喜んでくださいます。
自分だけの色、自分をより美しくしてくれる上品なデザイン、だけど職場や学校で悪目立ちしない。このバランスが、今の日本でオシャレを楽しむのにちょうどいいのではないかと思います。
ただ、個人的には日本ももっとネイルを自由に楽しめて、お客様それぞれの魅力を指先で表現することがノーマルな社会になるといいな、と思いますし、そのことを発信し続けていきます。
編集後記
「ミニモ先生」と呼んでくださっていたのが、とても印象的だったAiさん。
ミニモでも、若い世代のお客様で上品なデザインのネイルを提案し、集客に繋げている手腕や、デザイン性などはAiさんならではのテクニックだと思いました。
ネイルを通して、人々を笑顔に、幸せにしたい。とおっしゃっていた、その眼差しはとても壮大な野望があるのが伝わりました。