#ミニモ座談会vol.6
2020年11月10日(火)に第6回ミニモ座談会@オンラインを開催。
今回は全国から4名の掲載者様にご参加いただきました!
※本記事で紹介する仕様は執筆時点のものです。
参加者
- 竹内 竜輝様(O(オー) )
- 福丸 綾乃様(NIKO fukuoka hairmake)
- 井澤 結希様(PANDOLA 東海大学前駅前店)
- 山浦 美恵様(DiMPlE ディンプル)
- 小谷野(ミニモの中の人)
- 田中(ミニモの中の人)
若い年齢層の集客について
小谷野:本日はよろしくお願いします!事前にお送りさせていただいたアンケートに聞いてみたいことを書いていただいたので、回答しながらお話しできればと思っています。
最初に、竹内さんから「集客について伺いたい」とご質問いただきました。
竹内:ミニモの客層は若い方が多い印象です。僕のサロンは都心ではないので、地方のサロンで行っている若い方を集客する工夫を聞きたいですね。
小谷野:ありがとうございます。山浦さんのサロンも年齢層の若い方が多いんですかね?
山浦:やっぱり若い年齢層、特に大学生が一番多いですね。最近30代のお客様もいらっしゃいますが。
まず学生の方にも来てもらえるように、ミニモだと単価を安くしています。
ハイトーンカラーのメニューへの申込みが多く、2年目3年目のスタイリストにとっては良いお客様になっていますね。
サロンではまつエクもやっているので、平日の空いた時間にまつエクのお客様を入れたり、様々なメニューを掲載したりして、トータルビューティーで展開しています。
井澤:大学の最寄駅なので大学生が多いのですが、たまに主婦の方もいらっしゃいます。
まつ毛パーマもやってるので、一番安いまつ毛パーマで再来のご予約が一番多いですね。
意識的に大学生がメインターゲットになるような掲載を作っているわけではないですね。
ただスナップフォトは若いモデルさんが多く、目につきやすいのはハイライトやデザインカラーなので、そういう意味では若い人の目に留まりやすいのかもしれません。
主婦の方にも合うカラーも提案していきたいとは思っています。
福丸:私も似たような感じですね。
福岡のなかでも美容室が集まっている競争率が高いエリアにお店があるので、値段以外のところでお客様をどう掴むか意識しています。
スナップフォトですが、サロン内でもわかりやすさ重視と世界観重視で分かれています。私はインスタのようなおしゃれなページになるよう意識していますね。
小谷野:来店されるお客様は若い方が多いんですか?
福丸:そうですね、ミニモからは大学生の予約が多いです。
あとはメニューにもよりますが、ハイトーンカラーは24歳以下というように年齢制限をかけています。
竹内:質問してもいいですか。シンプルな分かりやすさ重視のページとおしゃれなページで分けていると福丸さんおっしゃっていましたが、集客力が良いのはどちらですか?
福丸:集客力とリピーター率でいうと、分かりやすさ重視のページだと思います。リピーターに繋がる人は多い印象ですね。
竹内:ありがとうございます。
僕はミニモを始めた最初は低価格や無料でやってたのもあったとは思いますけど、集客力がすごく良くて。
途中からメンズ向けのメニューも始めて、今は半分くらいメンズのお客様です。
メンズはあまり美容院を変えないのでリピート率は数字だけでいうとかなり良いのですが、男性のお客様は少し単価は下がるので、全体的な単価はそこまで良くないんですよね。
ミニモのお客様の構成がメンズと女性半々なのは珍しいとは思いますが、同じ地域でメンズをやっている方が少なかったのでニーズを拾えたというか。
ミニモの中だからこそ競合の少ない層に特化すると成功できるかもしれませんね。
小谷野:第5回ミニモ座談会で話にあがったのが、「ダブルカラー」と「インナーカラー」のように細かくメニューを分けて作っている方がいらっしゃいました。
お客様視点で掲載を見たときに、自分が探している「インナーカラー」がメニュー名に書かれていないと、本当に施術してもらえるのか不安で選べないと思います。
なので、できるだけメニューは細かく書いてあげると失客は防げるかもしれませんね。
山浦:やっぱりメニュー数が多いほうが集客率は上がるんですかね?
田中:一概には言えない部分はあります。
ミニモでは仕様上30個までメニューを作成できまして、数字だけで見るとメニュー数が多いほうが予約が取れています。
ただし、メニュー数が少なくても集客の多い人はいるんですよね。
何に特化しているのかという表現とメニューがセットになっていると強いと思います。そうした表現もいのにメニューが少ないと、ただただ選択肢が少なくないだけになってしまうのでお客様が選ぶ理由にはなりません。バランスが大事ですね。
山浦:絵文字アンケートの記事を拝見したのですが、読み手には見やすさが重要視されているんだなという印象でした。
▼参考
コロナ禍でスマホを見る時間が増えた?! 世代別「掲載イメージ」アンケート調査レポート ~絵文字編~
田中:ご覧いただいたんですね、ありがとうございます。極端に使わなければということだと思います。
差別化のためだけに過剰に使いすぎてしまうと読みにくいので。、絵文字自体を使わないほうがいいというわけではないですね。
小谷野:世界観とも連動すると思います。例えばターゲットが若い人向けなら、フレンドリーな印象になるよう絵文字を活用しても良いですね。
田中:掲載の話でいうと、ミニモ内でSEO対策(人気順検索結果 ※1 の上位に表示させるための手法)として、キーワードを必要以上に盛り込んでいる方も中にはいらっしゃるのですが、結論からいうとミニモのシステム上人気順 ※1 に一切効果ないんです。キーワードを必要以上に盛り込んでも、ただお客様が読みにくいだけになってしまいますので気をつけて欲しいですね。
井澤:ミニモ上でよく探されているメニューってありますか?
小谷野:日々変動していて、トレンド系のハイライトやダブルカラーのほか、トリートメントの名前で探す人もいらっしゃいます。最近は韓国系のタンバルモリなどもありますね。
マイナーなメニューを名前で検索する方は熱量が高いので、予約に繋がりやすいこともあります。
リピート率を上げる工夫
小谷野:続いて、福丸さんより「リピート率を上げるためにどういうことを意識しているのか」とご質問いただいています。
竹内:ミニモでは2回目や3回目以降の料金にしたメニューを用意できますが僕自身はリピートに繋がらないと思ったので全員一律同じ料金にしています。
ミニモを使っている方って、最初は友だちに勧められた美容師さんをミニモで予約するかもしれませんが、2回目以降は自分で検索した美容師さんを探すと思うんです。その時に、自分が口コミの評価が悪かったり、人気順 ※1 が下のほうになっていることは避けたいんですよね。なので、できるだけお客様には口コミを書いていただけるようにお願いしていました。
あとは、新着順で上位になれるように意識して自分のプロフィールを更新するようにしてますね。
小谷野:2回目以降の値段が行く前に分かるので、継続して通えるのかをお客様が判断できるので良いですね。
井澤:私は次回予約を提案をするように心掛けています。
ただミニモのお客様だと「とりあえず暗くしたい」というように、学生さんのペースありきの予約もあるので、リピートに繋がらない方も多い印象ですね。
とはいえまつ毛パーマは月1くらいのサイクルがあるので、「何十日以内限定でリピートは割引するメニュー」は作っています。
新規も多いけど半分くらいは再来してくれますね。
山浦:これからやってみようかなと話していたのが、何日以内に次回予約してもらえると割引するクーポンを作って、初回来店時に次回の予約を抑えていただくことですね。
皆さんリピーター向けクーポンは作ってるんですか?
福丸:ミニモはもともと価格を下げているので、リピーター向けの割引はあまりしていません。
井澤:皆さんにお聞きしたいのですが、ミニモは他媒体に比べて安くしているのですが、リピーターのお客様の予約は、お客様の利便性を考えて再度ミニモで予約してもらうのか、単価アップのことを考えて別の値段と方法で再来を促すのか……。
小谷野:正直なご意見いただいて大丈夫ですよ(笑)
どっちもあるとは思います。ただ、再来もミニモでご予約してもらえるとリピート率が上がるので、掲載者の評価があがって新規集客には繋がりやすくなりますね。
竹内:リピーターが多いと掲載詳細ページにアイコンが表示されますよね。
表示されている掲載者は少ないと思うので、自分はキープするようにしています。
▼関連記事
掲載詳細画面にある「〇〇が好評」「リピーター多数」とはなんですか
集客に繋がったメニューについて
小谷野:続いて、山浦さんからミニモでの集客の成功例についてご質問いただいています。
山浦:ミニモに掲載して「こういうメニューがよかった」という成功事例があればお聞きしたいです。
福丸:僕は一時期カットモデルが全然入らなかった時期、カットメニューとは別に「切りっぱなしミディアム」を作ったら予約入るようになりました。
「切りっぱなし」でキーワードで検索してくれたんだと思います。
竹内:しっかりしたトリートメントをしたいのは、トリートメントしたい方のうち半数だと思うんです。
普段しっかりしたトリートメントしないお客様にも「これならやってみようかな」と思ってもらえるようにしていますね。
時間がかからず、料金も2000円でできるトリートメントとカットのセットメニューが人気です。
小谷野:トリートメントの種類はメニューの詳細に書いてますか?
竹内:そうですね。オッジィオットと普通のトリートメントの2種類があって、こちらはトリートメントの名前を書いています。何も書かないよりもトリートメントに興味を持ってもらいやすくなると思うので。
オッジィオットは別料金なのでメニューも分けて作っていますよ。
井澤:ヘアメニューと同時にできるまつ毛パーマは効率が良いので人気がありますね。
私のサロンではセット面で座ったまま施術可能で、カラーと同時進行できてカラーが終わる頃にはまつ毛パーマも仕上がります。
手元も見れるのでシャンプー台にも歩いていけますし。
小谷野:金額はどのくらいですか?
井澤:マツパは2200円で、40日以内の再来だと1500円です。
小谷野:お得ですね…!
1つのサロンでヘアもマツパも同時にできるのは嬉しいです。
井澤:まつエクと違って、マツパは放置時間があるので同時施術が可能なんですよね。お子様がいらっしゃるお母さんたちに好評です。
あとは2人同時施術もできるので、友だちと一緒に来てくださるお客様も多くいらっしゃいます。
掲載内容を見直す頻度について
小谷野:井澤さんから「掲載やメニュー、プロフィールを見直す頻度」についてご質問いただきましたがいかがでしょうか?したよね?
竹内:僕は、新着順に載るように毎日少しずつ見直しています。
期間限定メニューは月1の頻度ですね、12月なら「12月の予約は早めに」のような記載をしますよ。
あとは、ミニモ運営事務局がアプリで掲載していた絵文字に関するアンケート結果を読んだので絵文字ちょっと減らしたり。
田中:ありがとうございます!
井澤:自分が集客したい層のお客様に向けたメニューを都度作ることはしないですか?
竹内:そうですね。
幅広いお客様に来ていただきたいので、自分から客層を絞らないようにしています。
田中:これについては掲載者さんによって様々なご意見がありますね。特化した表現をする方とそうでない方もいますが、どちらも成功パターンはあると思います。
小谷野:エリア特性になりますが、掲載が多いエリアでは得意分野を絞らないと勝ちにくいというお声もありますよね。
田中:ミニモを使ってくれているのは女子大生のお客様が多いので、シーズナルを細かく出したほうが反響は良いかもしれませんね。
僕たちが思っている以上に新しいものに対する感度が敏感ですし。
先ほど福丸さんから「切りっぱなしボブ」の話があったように、表現をトレンドの言葉に変えるだけで反響は大きく変わりますし。
ミニモでは自由に掲載内容を変えられるのでPDCAを回しやすいですし、勝ちパターンを見つけながらレギュラー化する流れだと成功角度は上がりそうですね。
山浦:私は時間さえあれば絵文字や細かい言葉を変えて、新着順に載るようにしていますよ。
あとは、シーズンごとにメニューを変えますね。メニューを変えたら反響があるまでに何か月かかかるので、反応を見る期間を設けています。
小谷野:ありがとうございます。
本日、そろそろお時間になりますので終了させていただきます。
ご参加いただきありがとうございました!
※1「人気順」はインタビュー時点の表記です。現在の検索結果表示についてはこちらをご覧ください。
こんにちは。ミニモのさきまるです。
今回もミニモのユーザーさんにとって分かりやすいページ、予約したくなるページとはどんなものなのか、沢山意見交換ができました♪
座談会参加者のみなさんは初対面ですが、質問も沢山飛び交い雰囲気のいい座談会となりました。
次回以降も疑問に思っていることや困っていることなど気軽に聞ける・話せる座談会していきたいと思っておりますので、ぜひ次回の座談会へのご応募お待ちしております。