【座談会レポートvol.4】実際どう？集客やキャリアの正直なお話を聞いてみた

 

#ミニモ座談会vol.4

 

2020年11月10日(火)に第4回ミニモ座談会@オンラインを開催。
今回は全国から7名の掲載者様にご参加いただきました！

 

※本記事で紹介する仕様は執筆時点のものです。

参加者

• 谷 結奈様（PRIMAL千葉店）
• 長島 智彦様（NIKO Fukuoka hairmake）
• 川口 航平様（Liberté）
• 山崎 俊輔様（ASH 大宮店）
• 近藤 奈緒様（BRAVE柏東口店）
• 生板 和樹様（ARC＋）
• 清水 瞳様（mer）
• 小谷野（ミニモの中の人）
• 田中（ミニモの中の人）

 

ミニモでの集客数について

小谷野：本日はよろしくお願いします！
事前アンケートに私と田中で回答しながらお話を進めさせていただきますね。

まずは「ミニモでどのくらいの予約件数が入りますか」とご質問いただきましたが、皆さんいかがでしょうか？

川口：僕は、多いときで1日12～13件ですね。少ないときは2～3人ですが。
エリアによって違いはあると思いますが、僕は銀座エリアのサロンなので、お客様も働いている方が多く、平日の夜に予約が集中しやすいです。逆に土日のお昼はそんなに予約入らないですし。
あとは当日予約が多いですね。当日に仕事が早く終わったからサロンに来る方が多いので、当日予約が入りやすい印象がありますね。朝は5件だったけど、気づいたら10件になっていることがあります。

生板：12～13件も入ってるってすごくないですか（笑）僕も多いときは7～8人程だと思います。

川口：以前何度か人気順 ※1 で1位になったときはすごかったですね。ずっと携帯鳴りっぱなしで、対応に追い付かなかったので一回掲載を止めました。

小谷野：客層はOLの方が多くいらっしゃるんですか？

川口：ほぼOLの方ですね。お店が22時まで営業しているので、夕方から22時までのご予約が多いです。

近藤：ミニモで12～13人ということは、全体で1日の入客数どのくらいなんですか？

川口：金～日曜日は15件程ですね。平日だと10人弱です。

近藤：予約の比率がほとんどミニモが8割9割ってことですか

川口：そうですね。最近はミニモを中心に集客しているので、7割程がミニモで、それ以外は他媒体やインスタです。

田中：運営側の僕たちがいうのもあれですけど、だいぶ珍しい比率ですね。

小谷野：確かに。

川口：最初にミニモの予約数が伸びたので、今はミニモを使っていくのがいいのかなと考えています。

田中：個人的に気になるんですけど、長嶋さん、天神エリアの集客数はどうですかね？

長嶋：予約が入る時は1日6人～7人、入らない時は1人～2人ですね。
僕は1月くらいにミニモを始めて、ここ3ヶ月で上位に上がってきました。やっぱり上位に上がるとまだ感触があるのかなぁという印象です。
やっぱりコロナの影響もあって4月や5月は壊滅的でしたが、7月から10月は上がってきた感じはしますね。

田中：思っていたより天神エリアも悪くないようで良かったです。
僕たちのオフィスは東京にあるので、東京近郊の情報は入ってきやすいんですけど、離れているエリアはお声が入りにくいので。

生板：質問いいですか？
川口さんに質問したいんですけど、12～13人来てくださるということで、そのお客様は新規の方ですか？

川口：はい、検索結果の上位にいるときはほぼ新規ですね。

生板：メニューも新規のお客様向けにしているんですか？

川口：どちらかというと、一応新規向けのメニューもあるんですけど、ほとんどは全員が使えるメニューにしています。
そうすると2回目や3回目以降も同じようにリピートしていただけています。

生板：4回目以降の予約はどうしてるんですか？

川口：僕は結構めんどくさがり屋なので、ほとんどのお客様にミニモで予約してくださいって言っちゃってますね。そうするとミニモ上でのリピート率も上がるので。

生板：ありがとうございます。

山崎：僕も川口さんに質問いいですか。12～13人来るということで、打ち出しているメニュー構成や価格帯ってどれくらいですか？

川口：今は酸熱トリートメントメインのカット＋カラー＋トリートメントで大体8000円～9000円ぐらいですね。
カラー剤等にもよるので、安いものだと7000円代、高いものだと1万円くらいでやっています。

山崎：どの価格帯の予約が一番多いですか？

川口：8000円以下ですね。7000円台が多いですが、エリアによる違いがあるかもしれません。
表参道で美容師をしている友だちに聞いた話では、4000円くらいじゃないと予約が入らないそうです。

清水：私は神戸のプライベートサロンでして、価格競争がかなり激しいと感じています。特にミニモだと安いと思っているお客様が多いようです。
ミニモの人気順 ※1 で上位になっている方のほとんどが5000円でカット＋カラー＋トリートメント全部できるメニューを出しています。
私のお店ではそこまで価格帯を下げずに勝負しているので、そうすると順位も多少下がる面があります。
大阪や神戸エリアは特に、価格が安ければ安いほど上位に上がっていきやすい状況だと思います。
なので、なおさら8000円でそれだけ集客されているのはすごいですね。

田中：そうですね。皆さんがおっしゃっていたように、ミニモは元々モデル募集アプリとしてスタートしていますし、実際に無料メニューがあるというのがアプリの売りの一つになってしまっているので、他媒体に比べて客単価を上げにくいのは正直否めません。

ただ、川口さんや僕の知り合いの美容師のように8000円台で全く予約が入らないわけではないですね。
さっきお話ししたミニモの人気順 ※1 が重要なきっかけになると思いますが、恐らくミニモで人気順 ※1 を上げるのが最優先だと思います。
人気順 ※1 の上げ方もハックのような形ではなかなか難しいのですが、シンプルに最初の段階で戦略的に価格を落とすことは手段の1つとして考えられますね。
価格を落とすと予約数が増え、予約数が増えるとお客様からの評価や口コミが増え、人気順 ※1 も上がりやすくなるという考えですね。
人気順 ※1 が上がってくると、掲載の閲覧数も必然的に上がってくるので、多少メニューの単価を上げても予約してくださるお客様に見てもらえる可能性は絶対に上がると思います。

価格をいじるのは簡単ではないとは思いますが、例えば平日の時間帯限定といったように価格を抑えた限定メニューを出すのもいいですね。

人気順 ※1 がある程度上がってきた段階で単価を調整していく方法は一番やりやすいかなと思います。

清水：失礼でなければ、みなさん順位何位くらいにいらっしゃるんですか？
人気順 ※1 で10位以内に入ってる方もいらっしゃるのでしょうか。

川口：僕は今銀座で調べて10番以内でキープするようにしています。調子がいいときは3番から5番以内ですね。
ただ先週あたり20番くらいに下がってしまいました。今はまた戻ってくれてよかったんですけど、たまにがくっと下がることがあります。

谷：私は大体ずっと3番くらいに入ってたんですけど、今は12番です。

田中：12番でもわりと上位ですよね。

掲載の更新頻度やワーディングについて

小谷野：「ミニモでの集客の増やし方や更新記事に対しての人気キャッチフレーズを教えてください」とご質問いただきました。

人気キャッチフレーズは結構日々変動していますよね。よく検索されているフリーワードを見ていると、韓国のトレンドメニューが上がってくる時もあれば、トリートメントやカラー剤の種類が上がってくる時もありますね。

皆さんはどう更新していますか？

近藤：最近ダブルカラーで白にしたいというお客様がかなり多いですね。ブリーチが2、3回必要な色ですが、2020年の秋冬トレンドを見たら白が入っていました。
スナップフォトに上げた写真を見て予約してくれる方もいますね。

あとは韓国で流行っている色にしたい方が多くて、オレンジ系のブラウンや紫ですかね。韓国のアイドルグループが好きな方だと、自分の推しの色にしたいという方もいらっしゃいます。
そういうお客様は価格帯にこだわらず予約してくださる印象です。

川口：僕は変更するようにしています。1ヵ月ごとに限定メニューを作っています。11月限定や12月限定のように、限定価格だとお客様の予約も集まりやすいですね。

清水：私は一度設定したら頻繁には変えないほうです。

谷：私もあまり変えないですね。

田中：山崎さんはいかがでしょうか？僕のイメージですが、アッシュさんでは情報共有を定期的に行っていると伺いましたが。

山崎：そうですね。集客に役立つような情報は各店舗に連絡がくるようなシステムになっています。

社内で集客に成功されている方が講習を行うこともありました。社内での成功例を話すような内容でした。アッシュには若手も多いので、その世代にもしっかり響くような内容でしたね。

サロンの福利厚生とキャリアについて

小谷野：続いては「皆さんの美容師としての未来予想図を教えてください」というご質問です。谷さんからいただきました。

谷：最近周りのスタッフが結婚や産休、育休を取得し始めました。
私は今美容師6年目ですが、キャリアとプライベートを考えたとき、どのくらいのタイミングで取得するのがいいか参考にさせてほしいです。

田中：なるほどです。産休や育休も制度自体が会社として整っているところや、取得しやすい環境なのかはばらつきがあるイメージです。
皆さんの周りに産休や育休を取ったあと復帰された方はいらっしゃいますか？

近藤：同じ店舗にいます。もともと銀座の店舗で働いていた方で、産休に入られたあとも数ヵ月で復帰されていました。今はご自宅から通いやすい柏の店舗と行き来されています。
お客様の指名も多く、美容師としてのモチベーションも強い方なので、産休を取るよりも働きたい気持ちが高いのかもしれません。

清水：私のサロンは個人店になりますが、産休や育休の制度はあります。
基本的に期間の制限も決まっていないので、好きなときに戻ってきていいよと言われています。
店長が出産後にお休みされていましたが、やっぱり仕事が好きということで半年ぐらいですぐに復帰していました。

田中：制度については業界全体の問題でもありますよね。例えばご家族や周りの協力があってこそ復帰出来たり、そもそもお客様が戻ってきてくれるかだったりというのは、自分一人だけの問題ではないですもんね。
美容師の離職率が高いという話もありますが、実際に離職してしまう理由として、やはり復帰しづらいと感じる方も多いのかもしれませんね。

アシスタントがミニモで集客するときの工夫について

近藤：アシスタントやジュニアスタイリスト時代、モデル募集に成功していた方がいたら教えてください。
私はスタイリストなのでミニモを集客ツールとして使っていますが、身近には練習としてモデル募集がしたいスタッフもいます。
私のサロンでは営業後の無料メニューを作って練習モデルを募集します。そうすると、ミニモの掲載上で営業中のメニューと並ぶと、どうしても無料メニューのほうに予約が集まってしまって。
営業中の集客とモデル募集を並行させた経験やコツはありますか？

川口：僕はアシスタントの時からミニモを使っていましたね。僕のサロンでは営業時間中のモデル募集ができたのでミニモを使っていました。

僕が後輩のアシスタントに伝えているのは、とりあえず掲載ページを更新しようということですね。
とにかく更新をしていれば、人気順 ※1 で上位には上がれなくても、新着順の一番上には載れると思います。
やはりアシスタントなので営業時間全て予約で埋めるのはどうしても難しいので、空いた時間を活かすためにも必要だと思いますね。

近藤：ありがとうございます。価格帯はどのくらいに設定していますか？

川口：今近くにいたジュニアスタイリストは5,500円からメニューを作っているそうです！
僕はアシスタント時代から結構高かったですね。

とにかく掲載を更新するように心掛けました。スナップフォトをアップしたり、メニューをたくさん作ったりですね。
メニューもかなり試行錯誤して、トリートメントだけの価格を抑えてメニューを作ったり、前髪カットとコテ巻きは無料のメニューを作ったりしていました。

田中：営業時間中にモデルを呼べるサロンは少ないと思うのですが、皆さんのなかでそういうサロンはありますか？
実は営業時間内にモデルを呼べるといいんですかね？

山崎：基本的にはアシスタントは営業中の募集はできないです。
ジュニアスタイリストからは通常通りなので、1つの成果としてがんがん集客していきます。

近藤：私のサロンはルールがありました。
まず試験に受かったらジュニアスタイリストとしてカットの募集をしていきます。最初のうちはスタイルチェンジは無しで、スタイリストにチェックしてもらっています。価格帯も最初はモデル募集用の設定ですが、切れるスタイルが増えると徐々に上がっていきますね。

モデル募集をするときは店舗としてモデル募集用メニューを打ち出しています。お客様から了承を得た状態で予約していただけるので、入客はしやすいんです。
ただ、自分で集客すること自体も勉強していかなくてはいけないですよね。正直ミニモを使って自分で予約を取ったほうが分かりやすいと思っています。
そこで、同じサロンの後輩が「ミニモを使って集客していきましょう」と言われていたのですが、自分がアシスタント時代に経験しなかったことなので皆さんどうされていたのかお聞きしたいと思っていました。

清水：私はミニモがサービスを始めたときから使っていて、スタイリストデビューする前もミニモを使わせていただいていました。

田中：ありがとうございます。

清水：当時は無料メニューがベースでしたよね。今のように、スタイリストが集客する使われ方は少なかったと思います。
私はスタイリストデビュー前に勤めていたサロンでは営業中のモデル募集ができたので、カットは無料でカラーは材料費のみにして募集していました。
やっぱりモデル募集用のメニューと通常のメニューが並ぶとどうしても安いほうに予約が流れてしまうので、なかなか難しかったですね。
なので、営業中の集客はある程度料金をいただく形にして、営業後のモデル募集は直接声かけをするモデルハントでお客様を集めました。
あとは撮影モデルさんをレッスンで担当させていただいたり、ジュニアスタイリストでは次に使ってもらえるクーポンをお渡ししてまた来ていただくお客様は結構多かったと思います。

小谷野：ありがとうございます。
そろそろ時間になりますので本日は終了とさせていただきます。長い時間お疲れさまでした。
本日はお越しいただきありがとうございました！

※1 「人気順」はインタビュー時点の表記です。現在の検索結果表示についてはこちらをご覧ください。

 

 

掲載者向けオンライン座談会、毎月開催決定！

 
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現在、座談会に関しましてはミニモ利用頻度の高い掲載者様を中心に招待制で開催させていただいております。招待メッセージがお届きの方は是非ご応募ください！
また一部、一般参加枠も設けております。
一般参加をご希望の方は、下記をご確認いただき、申し込みフォームからご応募ください。

注意事項

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※参加費用は無料です。
※当選された方々には適宜招待メッセージをお送りさせていただきます。
※参加回をご指定いただくことはできません。予めご了承ください。