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美容室の集客
2025.11.04

ウルフ特化でミニモからの来店数が最高月250組、売上250万円に


ウルフカットに特化したスタイリストとして圧倒的な存在感を放つ、東京・原宿にあるDATE by Alan Smitheeのスタイリスト、鈴木啓介さん。ウルフカットに特化した理由や特化前後の売上の変化、ミニモ活用のコツなどを聞きました。

 

信頼はカウンセリングで獲得

――鈴木さんがミニモを使い始めたきっかけを教えてください。

今働いているDATEDATE by Alan Smitheeに入社したとき、スタッフ全員がミニモを使っていたので、自分も自然に使い始めました。自分専用のページを作るのは初めてで、手探り状態からのスタートでした。とにかくスナップフォトを充実させることに集中したところ、思いのほか早く予約が入り始めて驚きました。

――現在のウルフカットに特化したページづくりは最初からですか?

いえ。僕はもともとWカラーが好きで、Wカラーのニーズが高そうな原宿で働くために今のサロンに転職したくらいなので、最初はWカラーをアピールしていました。ウルフカット(以下ウルフ)に特化し始めたのは、2024年12月からです。

――なぜウルフに特化するようになったのですか?

1年くらい前からウルフを希望するお客様が増え、そのお客様の仕上がりをスナップフォトに投稿していたら、その写真を見てウルフを希望するお客様が来店してくださるというループができてきたので、特化しようと思いました。

特化し始めた頃は、自分のキャッチコピーを「ウルフ特化」にしていましたが、同じコピーを使うスタイリストさんが増えてきたので「ウルフの神」に変えました。

――「神」とは思い切りましたね。

そうですね。神と名乗るにはそれなりの自信が必要ですが、自信がなければお客様から信頼を得られないと思っています。

ミニモのお客様は、僕に合うまで僕のことを何も知らない、信頼しようのない状態で来店されます。信頼ゼロから「お任せします」と言っていただけるようになるためには、安心していただくためのカウンセリングが不可欠です。安心していただくためには「僕に任せたら絶対安心です」という姿勢が必要で、それは自信から醸し出されるものだと考えています。

 

ウルフ特化で売上激増!

――ウルフに特化したことで売上は変わりましたか?

売上が飛躍的に伸びました。特化前のミニモでの売上はトータルで数十万円程度でしたが、特化した月は100万円、その翌月は120万円と徐々に伸び、多い月は250万円をミニモだけで売り上げるときもあります。

――月の接客件数はどのくらいですか?

現在は月170件前後です。以前は250件入れる月もありましたが、この件数になるとカット以外の大部分をアシスタントに任せる状態になってしまい、僕を頼って来てくださったお客様に申し訳ないと思ったので、最初から最後までしっかり自分の目が行き届く件数にとどめるようにしました。

 

 

お客様との意思疎通ワード「クズウルフ」とは

――鈴木さんはインスタグラムでも1万人以上のフォロワーがいるほどの人気者ですが、ミニモからの集客数は全体の何パーセントくらいでしょうか。

ありがとうございます。僕の集客の約半数はミニモからです。残りの半数は、大手のサロン予約サイトや集客アプリ、インスタグラム(以下インスタ)のDMなどから予約を受けています。

――インスタを見て来られるお客様とミニモで予約されるお客様とで、客層の違いはありますか?

年齢や性別などの違いはあまり感じませんが、ウルフへのこだわり方は違うと感じます。ミニモから来られる新規のお客様は「ウルフにしてみたいけれど、どんなカットが自分に合うか分からないから相談してみよう」という感覚が多く、インスタを見て来店されるお客様は「この写真のこのウルフにしたい」と具体的なスタイルを希望されたり、ご自分なりの具体的なイメージを持って来店されたりする傾向があります。

――そういえば、鈴木さんがよく書いている「クズウルフ」というコピー、衝撃的なネーミングですね。

クズウルフは、僕が使い始めたスタイル名です。あるお客様とスタイルのイメージをすり合わせしている時、「もっとクズなウルフがいい」という会話になって、「クズウルフって響き、いいな」と思ったので使い始めました。クズの明確な定義はありませんが、僕のお客様はチャラチャラした雰囲気や堕落感を好む方も多く、その方々とは「クズウルフ」で意思疎通ができるんです。おそらく、ウルフの中でもクズ感に特化したスタイリストが他にいないことも、僕が選ばれる理由の一つだと思います。

――鈴木さんは、お客様に伝わりやすいキャッチコピーを付けるセンスが秀逸だと感じました。今後バズらせたいと思っているメニューやキャッチコピーがあれば、最後に教えてください。

しばらくはウルフ特化を続ける予定ですが、その中でも今後は「ウルフエクステ」に力を入れて、新たな売上の柱にしたいと考えています。

ミニモは、調べたいキーワードを入力すれば、それに特化したスタイリスト一覧が表示される便利さがあります。これを利用して、ウルフで検索すれば僕が上位に表示される状態を作りたいので、その意味でもウルフエクステはメニューのカギにしていきたいと思います。

 

 

編集後記

鈴木さんの言葉の節々から、お客様がどんな心理状態で来店し、スタイリストにどんな感情をいだき、どんなサービスを期待しているかを考えながら接客していることが伝わってきました。自分が何をしたいかよりも、お客様が何を望んでいるか。その答えがネーミングセンスの良さになり、顧客満足につながっているのだと思いました。

 

サロン名
DATE by Alan Smithee
スタイリスト名
🐺ウルフの神🐺 /カラー/けいすけ  掲載ページはコチラ
住所
東京都渋谷区神宮前6-5-6 サンポウ綜合ビル704号室
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