ビューティ・コーディネーターが美容業界にもたらすバリューとは?

ミニモの中の人
2017年09月20日

サロンの”新しい在り方”を体現するビューティ・コーディネーターは、「ビューティ・コーディネーター検定」という資格を保持するサロンスタッフのこと。その仕掛け人である、JBCA理事長・谷口誠治さんに、ビューティ・コーディネーターのお仕事内容、サロン・美容師・お客さまにもたらす価値、JBCAの展望についてお伺いしました。

谷口 誠治

全国で150社・800店舗が加盟するJBCA(NPO法人 日本ビューティ・コーディネーター協会)の理事長。力強くもあったかい大阪弁がダンディ。

“施術はしない”ビューティーのエキスパートという仕事

ーまずは、ビューティ・コーディネーターの役割について教えてください。

ビューティ・コーディネーターは、お客さまとスタイリストをつなぐ”クッション”のような存在。サロンに来るお客さまは緊張している方が多いので、お客さまのその不安を取り除くのがファーストステップです。

美容師に言いにくいことってありません?「自分にはどんなのが似合うか」を聞くのも恥ずかしいやん。それをビューティ・コーディネーターがカウンセリングでしっかりと拾う。資格の知識を活かしてお客さまにあった美容師を決めていきます。

ーお客さまと美容師のマッチング度が高まるということですね。カウンセリングをしてもらえるのは新規の方のみですか?

基本的には新規のお客さまが対象やけど、顧客の方でもビューティ・コーディネーターが「入った方がいい」と判断した場合はカウンセリングに入ります。これはもう、”センス”やね。

ーそれはお客さまの”安心”につながりそうですね…!

ビューティ・コーディネーター検定の1級を取ると、女性特有の身体の冷えやむくみなどにもアドバイスができるほどの知識がつくんですよ。30〜40代になるとそういうところが悩みになってきますよね。外見の美しさも大事ですが、内面から美しくなるようにお客さまをトータルコーディネートする役割もあります。

 

お客さまが「そのサロンに通い続ける」理由になる

ー指名予約で来店した新規のお客さまの場合はどうなるのでしょうか?

指名予約の場合でもカウンセリングに入ってもらいます。新規のお客さまって、どこかのサロンの失客じゃないですか。だから必ず嫌な思いをして来ているわけですよ。そこをビューティ・コーディネーターがちゃんと掴むことで、マイナスだった美容室への印象をプラスにする。そのギャップって”感動”なので、お客さまが顧客になってくれるんです。

ービューティ・コーディネーターの方の存在がいかに大きいかがわかります。

ビューティ・コーディネーターは、ファーストカウンセリングだけでなくアフターカウンセリングもします。その日の感想を聞いた上で、次回の提案から予約をしていただくところまで持っていくので、実はビューティ・コーディネーターにはクロージングをする”責任”もあるんですよ。

ービューティ・コーディネーターの方に顧客がつくようになりそうですね。

そうなるでしょうね。僕たちが考えないとあかんのは、美容師の失客で終わってしまっているということ。美容師が失客しても、ビューティ・コーディネーターがいれば担当を変えてもらうこともできるから、そのお客さまを守るためにも必要。相当救ってますよ、ビューティ・コーディネーターが。

ーカウンセリングでお客さまの再来店のチャンスを創出しているのはすごいです!

自分にあった美容師と出会えているお客さまって幸せやと思うんですけど、少ないのが現実。そんな”美容室難民”を救えるのがビューティ・コーディネーターやと思います。ビューティ・コーディネーターがサロンの売上を作っていけるようにしたいんですよね。

 

美容師にとっても欠かせない存在に

ー美容師さんはビューティ・コーディネーターの存在をどう見ているのでしょうか?

ビューティ・コーディネーターがサロンにいないのはもったいないと思うけど、美容師としてもプライドがあるじゃないですか。「ビューティ・コーディネーターに頼りたくない」と思う気持ちもわかる。でも、美容師は楽になるから。

ービューティ・コーディネーターのおかげで美容師さんは技術向上に集中できるということですね!

そういう意味では、レセプション以外のスタッフにも、「ビューティ・コーディネーター検定」を取ってほしい。取らないとビューティ・コーディネーターの仕事が理解できないから。BEST BEAUTY COORDINATOR OF THE YEARというビューティ・コーディネーターの業績や取り組み発表するプレゼン大会があるから、とにかくまずは見にきてもらいたいね。

 

美容室がワンランク上のステージへ

ービューティ・コーディネーターの方がサロンで提供できるサービスの幅を広げているように思います。

JBCAが立ち上がったのは、お客さまの来店サイクルの長期化とか、客単価の低下、美容師数の減少が問題になっていた頃。ちょうど今年(2017年)で6年目やね。

そんな時期やったからこそ、サロンの業績を上げたくて新しい職位を作った。ビューティ・コーディネーターとして人を育てていくことで、美容室の価値を上げようと思ったんですよ。

ー「美容室の価値を上げる」と言いますと…?

女性がファッションと美容にかけるお金の中で、美容が占める割合は小さい。要するに、僕らがこんなに頑張っているにも関わらず、女性の中で美容の価値がファッションより低いということ。ビューティ・コーディネーターに活躍してもらうことで、美容にもっとお金を使ってもらいたいと思ってます。

ーたしかに自分だけのためにアドバイスをもらえたら消費につながりそうです。

客単価が上がったり、来店サイクルが高回転するなど、「ビューティ・コーディネーターがいることで生産性が上がる」みたいな、ビューティ・コーディネーターもサロンの売上に貢献しているという世界観を作りたいですね。

ーサロンの現場における女性の活躍の場がさらに広がりますね!

お店の売上に貢献して活躍してほしいというのはもちろんですが、成果だけを求めるのではなく、「お客さまの役に立つ」という純粋な想いが、女性を輝かせると僕は思います。

 

< 編集後記 >

私は組織で働く1人のプレイヤーとして、いつも自分がのびのびとフルスイングできるのは、チームを支えてくれる仲間がいるおかげだと思っています。ビューティ・コーディネーターもサロンにとってまさに、”チームプレー”を最大化する存在。お客さまの立場からしても、自分の”美”を委ねることができることほど、心強いことはないはずです。

 


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